僕たちをスキーに連れてって 04

磐越自動車道に乗る。
除雪が間に合わないぐらい雪が降っている。
当然、チェーンのまま走る。
地元の車はスタッドレスなので80km/hで抜いていく。
最近のスタッドレスはかなりの性能だなあと関心する。
それでもチェーンは装着するのも、実は楽しかったりするので
捨てがたい。
チェーンの脱着は実はママも好きだったりする。
そういうところが我が家は一風変わっているかもしれない。




こんな高速道路は初めてである。
それでも一般道よりはずっと楽だ。




以前乗っていたスバル・フォレスターであれば、フルタイム4駆で、
タイヤも全天候型のスタッドレスに近いタイプだったので、
平気で走れた。
それこそゲレンデでも登れた。
ある冬、すごい雪の志賀で、ランクルがスタックしていた箇所を
フォレスターは何の問題もなく走り抜けたことがあった。



東北道の本線に入った。
さすがに除雪されており、チェーンは外した。



那須高原SAまで来た。
ここまで来ても、まだまだ雪景色。




SAではお茶や餅が無料で振舞われていた。
元日から着物で雪の中でサービスする仕事もたいへんだ。




さて18時過ぎに東京に無事にたどり着き、帰宅する前に初詣へ。

深川不動さんと、富岡八幡宮。

いつも昼頃に来るのだが、今回初めて夜に行った。
ずっと空いていたので楽であった。





深川不動はJリーグの公式寺社になっており、Jリーグ絵馬に願い事を
書くことができる。




兄弟とも「サッカーがうまくなりますように。」と書く。




ちゃんと住所も漢字で書く。
大きくなったもんだ。




ちょいとゲームなどする。
射的ではなく、ボールで缶を飛ばすやつ。
長男は慎重に狙い、
次男は豪快に缶を飛ばしていた。




ついでに夕食を買って帰る。

とにかく無事に帰れて、それが何よりだ。


SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)、タムロンA09

僕たちをスキーに連れてって 03

宿に着くと、次男は真っ先に部屋へ。
長男はまだ遊び足りない。
雪の中でしばし動き回る。



長男の元気さは相当なものだ。




私は早く温泉に入りたい。




大晦日の夕食。
時間が終わっても食堂では飲み会が延々と続いていた。




部屋で紅白歌合戦を見る。

長男はロビーで格闘技を見たりする。




もうすぐ2010年になる頃、宿のオーナーは雪かきをしている。
一般道からペンションまでの長い坂道も雪を飛ばしていた。
雪国の宿はたいへんだ。






翌朝。
車がずいぶんとノッポになっていた。
元日も雪が相当降り続いており、風も強かったので、
あちこちでリフトも停まっているとのこと。
スキーは断念して野口英世記念館などに寄り道して
帰ることにした。
このまま残ると大雪で脱出さえ不可能になりそうな感じなのだ。




子供はニコニコ楽しそうだが。




野口英世記念館は猪苗代湖のほとりにある。
途中、まさしくブリザードで、横殴りの風と雪で視界が無いほどだった。

野口英世は1000円札の人。
それがわかった子供達。
偉大な医学者を知れば、お金も大切に使うだろうか。




偉大なる野口英世も身長は153cmだった。
背比べ。



まるで本物のように全身が動く野口英世。
目も口も肌も生き物のよう。




近くにあるガラス館で土産を買う。

買い終わって、高速道に向う。
相変わらずすごい雪だ。




SONY α900、タムロンA09

僕たちをスキーに連れてって 02

翌朝、起きてすぐに露天風呂へ。




外はすっかり雪景色だ。
温泉は源泉で、家族単位で貸切ができる。
肌がつるつるになるいわゆる美人の湯である。




朝食後、スキーウェアに着替えて、車の雪下ろし。
子供は子犬状態で雪の上ではしゃぎまわる。













子供が遊びまわっている間に車の雪下ろしが完了。
数分のゲレンデへ出発。




雪は降り続いていて視界は良くは無い。
人も少ない。




次男の滑り。
ママの教えに従い、練習している。




あっという間に兄妹でスキーが出来るようになるなんて。

ただし、長男はスノボにも興味あり。



しかし、雪の降るゲレンデでα900で撮る私はやはり珍しい人、かな。




昼食タイム。
雪はやまない。
次男は「午後からは無し！」と宣言。
長男は中級コースも問題ないので、
隣接した中上級コースのミネロゲレンデへ行くことにする。




カメラを出している間にママと長男は滑っていってしまう。

1時間ほど滑り、夕方になったので引き揚げることにする。


（続く）

SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)

僕たちをスキーに連れてって 01

12/30から元日まで家族とばあばの5人でスキーに行った。
場所は猪苗代だ。
ママと子供達はスキーがかなり上手い。
実はばあばもすごく上手い。
私の目的は温泉だ。(笑)



宿泊するペンションまで、ノーチェーンだった。
さすがに猪苗代まで来ると道の周りに雪はあるのだが、道にはまったく無かった。




ペンションから見た磐梯山。




猪苗代スキー場へ。
駐車場に、VWデリバンの姿。
スキーにデリバン、いい組み合わせだ。

そういえば、私の中では、ここは「国設猪苗代スキー場」という名称だ。
今はゲレンデの統合もあり、国設という名称は外されている。



南向き斜面で明るく、広いゲレンデ。
猪苗代湖が見える爽快なスキー場だ。




人が少ないのがいい。
リフトもほとんど並ばない。
20代の頃のスキー場の混雑が懐かしい。




次男はまだストックは使わないで、手はヒザに載せて滑る。




ゲレンデで私がリュックからα900をヨッコイショと大袈裟に出して、
仕舞うまで、長男は雪に座って待っていてくれる。
こういう時、PEN　E-P1等なら楽なのだが。




２時間ほど滑り、宿に戻って温泉に入り夕食。
夕食はたいそう美味しく、凝っていた。
スキーと温泉の後の生BEERの美味しいこと。




どうやら夜は雪が降るらしい。



SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)、タムロンA09




私をスキーに連れてって


バブル前の軟弱っぽい若者のライフスタイルを思い出してすごく懐かしい。
（映画の役はそうではないが。）
若者、学生は、スキーやテニスのサークルに入って、ワイワイと
時を過ごしていた。
ちょっとしたボンボンは車を持っていて、無線を持って（携帯が無い）、
リトラクタブルヘッドライトで、車の中は芳香剤の匂いで溢れ、
自分で作ったカセットテープを流して、
必要以上にスピードを出して・・・
ああ、懐かしい。
私だって、コノリーレザーのプレリュードに乗っていたのだった。（まだ初代だったが。）
編集したテープは何十本もあった。
赤いカローラⅡ、2代目プレリュードXX、ファミリアXG・・・
たまにソアラに乗ってる奴がいれば、羨望の眼差しが注がれた。
今ならさしずめ、BMWの3か5なんだろうか。

「スキーサークルで部員と協調することを学びました。」なんて面接で
言って、大企業に入社できたそんなバブル前夜。
確かにおちゃらけていたが、日本が楽しい時代だったのだ。

きっとそんな時代はもう来ないだろう。

12/25

年も明けてしまったが、年末の写真の積み残しが大量に。
あまり引きずると年が越せないままになるので、今回だけ。


12/25はふつうに会社の日だが、仕事が終わって、なぜだか舞浜に向かう。



新しくできたTDLホテルの見学へ。




TDLから駅に向かう人々の楽しそうな、満足そうな、幸せそうな顔を見ながら
逆行する。




TDLのホテルは張りぼてなわけだが、そもそも建物というものは
どれも張りぼてだ。
楽しいほうが良いに決まっている。








駅に戻る。








クリスマスの晩に一人で写真を撮っていれば、ふつうは寂しくなる。
でも、実はそうではない。
ただ、うろうろする時間が随分と長い。
もう9時半を過ぎている。




モノレールに乗る。
3/4周回って、ディズニーシー駅で降りる。






帰ってきました。

実は子供とママは終業式の後に、ディズニーシーに遊びに来ていたのだ。
そして閉園まで居たというわけだ。




帰りの電車で。

次男が聴いているのは、最近お気に入りの「ジェットにんじん」。




その後、乗り換えの後は、兄弟とも熟睡。

こうなることが予想されていたため、会社帰りに駆け付けたのだった。
もはや熟睡して、動かない。
それでも赤ちゃんではないので、乗り換え駅では、ちゃんと起きる長男。
次男はずっとママに抱かれて寝たままだった。




年末は子供にとっては天国だろうな。

大人にとっては？


SONY α900、AF50mm/f1.4

元旦は雪かきから始まった。

新年最初の写真。
雪に埋もれた車の雪かきから始まった。

12/30から猪苗代にスキーに出掛けた。
その模様は正月騒ぎが終わってから載せるとして、
まずは最初の1枚目。

なんとなく大騒ぎになりそうな年のはじまり。



冬のファンタジー

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。


昨年はいろいろ有難うございました。

たくさんのコメントも有難うございます。


激動の世の中ですが、まずは心身が健康であること、
日々が楽しいこと、
今年もそんな感じで過せれば。


まあ、楽しく親ばかでいきますので、
本年もよろしくお願い致します！



funamyu一家