足尾製錬所の姿は この夏で見納め
すでに 上段の施設は撤去され、サラ地に。 近所の食堂に居合わせた お客さんに聞いたところ、ほとんどの建物は、秋までに取り壊される予定とか。
丸い3つのタンクと、煙突などが残るだけ。
備前楯山 と 製錬所
銅を採掘していた 備前楯山。 新緑と ところどころに 山ツツジが咲いています。
石井食堂 の 名物 銅 ( あかがね ) ラーメン
どんぶりでは無く、すり鉢で出てきました。 すごい量です。 「 職人さんのお客が多いため、次第に量が多くなった 」 と、店主のおばあちゃん。 季節の山菜を加えた、野菜炒めのラーメンです。 750円。
製錬所の手前の T字路を左へ。 本山町跡
銅山で働いていた人たちの住居跡です。 木造の建物は ことごとく 朽ち果て、残骸すら まばらです。 今では、石垣、銭湯のタイルや コンクリートの浴槽が 残っている程度。 銅山神社の鳥居が 出迎えます。
備前楯山の北を 周回する 舟石峠
林道はアスファルト舗装され、足尾温泉の 国民宿舎 かじか荘 まで 通り抜けできます。 落石、倒木に注意!
国民宿舎の道路の反対側に 中国人殉難烈士慰霊塔 が あります。
世界大戦中、銅山で 強制労働させられていた 中国人 109名が ここに眠っています。 周囲を桜の木が囲み、新緑が キラキラと 輝いていました。
足尾銅山 史跡めぐり -終-