「人生ここにあり」と同時期(約半年前)に借りた「最強のふたり」、ようやく見ることができた。
そして素晴らしい映画だった。
<ストーリ>
パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった大富豪のフィリップ。彼の新しい介護人募集の面接にやってきたのは、いささか場違いな雰囲気の黒人青年ドリス。スラム街に暮らす彼の目的は、失業手当をもらうための不採用の証明書だった。周囲の憐れみの同情と腫れ物に触るような態度に辟易していたフィリップは、そんなドリスのふてぶてしい態度に興味を抱き、思いつきで採用してしまう。ドリスには介護の経験がないばかりか、趣味や生活習慣にいたるまで互いが歩んできた世界はまるで水と油。いつまで持つかと思われたが、障がい者相手にも遠慮することなく本音で接するドリスは、他の誰よりもフィリップの心を解きほぐし、いつしか2人は固い絆で結ばれていく。
なおこの話は実話をベースにしているしく、友情を描いたのか、人の幸福なんてどこにあるのかわからんいうのか、ともかく秀作。
’Intouchables’ というのが原題で、フランス語で「触れることができない人々=二人のこと?」、まぁ「最強のふたり」は良い邦題だと思う。
この映画ハリウッドあたりがリメークしそうな内容。
映画『最強のふたり』予告編
こんな映画を見ると駄目な邦画に深いため息しかでない。