本日少し余裕が出来たので「ベストセラー 編集者パーキンスに捧げる」を見てきた。
この映画、結構期待してけれどもそれほどでは無かった、もちろん並み以上の作品なんだけれども。
<こんな話>
1929年、ニューヨーク。ある日、敏腕編集者マックス・パーキンズのもとに、出版社をたらい回しにされたという原稿が持ち込まれる。作者は無名の作家トマス・ウルフ。原稿を読んだパーキンズはその才能に惚れ込み出版を約束する。ただし、その条件として膨大な原稿の大幅な削除を要求、抵抗するトマスと激論を重ねながらの気の遠くなるような編集作業に取り組んでいく。2人の苦闘の末に完成した処女作『天使よ故郷を見よ』は評判を呼び、瞬く間にベストセラーとなるが…。
やはり主演のコリン・ファースとジュード・ロウの見事な芝居、それに絡まるニコール・キッドマン(こんなおっかないニコールは初めて見た)やガイ・ピアースとかの役者陣の見事さ、この映画の見どころはこれに尽きる。
でも物語はごく平板で、これでは全国ロードショーは難しいだろうというそんな内容。
最後のシーンのコリン・ファース(パーキンス役)は見事。
名画座に掛かったらもう一度見るかもしれない。
映画『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』予告編