権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「クリムゾン・タイド」

2020-11-08 17:07:48 | 映画

あらためて観た「クリムゾン・タイド」、潜水艦映画として定石通りの面白さだった。
この映画には思い出があって、本邦公開当時に渋谷道玄坂「109」前の広場で新製品の発売デモ・イベントに参加させられて、15:00頃に抜け出して向かいの映画館に入って見たのがこの映画。
この当時はともかく生きるか死ぬか位の忙しさなんで映画鑑賞なんてのは夢に夢の様な状態だった。(当然この時期は釣りにも長い間行けてなかった)
そんなある意味地獄から抜け出た記念すべき日に観た映画、どんな映画か分からずに見たら’大当たり’だった覚えがある。

〔内容〕
ロシアで反乱が起きて反乱軍が核ミサイル基地を制圧する緊迫した状況で、先制攻撃用の原潜が作戦海域に急行する。
反乱軍が核基地の発射暗号を入手したとの情報が入り、攻撃命令が下る。
そんな時に敵潜水艦との海中戦闘になり、その被害から後の命令受信が不能となる。そのまま攻撃命令を下す艦長に対し、確認する様求める副長が軍規に即して艦長を幽閉する。
その後は艦を掌握した副長に対し、艦長派が巻き返して再び艦を掌握する。

狭い潜水艦の中での緊迫感あるアクションドラマだけれども、原子力潜水艦というのはオール・マイティの様な強さで弱点だらけの第二次大戦中の潜水艦物に比べるとハラハラ感は少ない。
でもジーン・ハックマンとデンゼル・ワシントンの丁々発止は見事。
最後の軍事法廷らしきシーンとラストの二人の会話が物語を締めて良い、ここらへんが脚本の妙だろう。
(この最後のシーンの裁判長はジェーソン・ロバーツだと思うが)

コメント (2)
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