「コロンボ」の記事を書いていて思い出した、不思議な魅力の面白かった映画「ベルリン・天使の詩」
このタイトルでは絶対に観に行かないと思うが、二年前位にTV放映で観てしまぃ、感心したのがこれ。
何しろモノクロで陰気な造りの映画で典型的なラブストーリ、普通ならパスするところが「ヒトラー最後の十ニ日間」で知った名優:ブルーノ・ガンツ主演と言うことがきっかけだった様な気がする。
〔内容〕
天使ダミエル(ガンツ)の耳には、様々な人々の心の呟きが飛び込んでくる。
フラリと下界に降りて世界をめぐる彼は永遠の霊であることに嫌気がさし、人間になりたいと親友の天使カシエル(ザンダー)に告白する。彼らを見ることができるのは子供たちだけ。大勢のその声に誘われてサーカス小屋に迷い込んだダミエルは、空中ブランコを練習中のマリオン(S・ドマルマン)を見そめる。
彼女の“愛したい”という呟きにどぎまぎするダミエル……。一方でカシエルが見守るのは不幸な記憶や現実にあえぐ人々。ユダヤの星、爆撃、諍いあう男女……荒んだイメージが自殺を試みる彼の瞳に映える。マリオン一座も今宵の公演を最後に解散を決めた。ライブ・ハウスで踊る彼女にそっと触れるダミエル、人間に恋すると天使は死ぬのに……。
内容からはファンタジーともとれる。
さて、ここに「ピータ・フォーク」がそのまま「ピータ・フォーク」役で登場し、西ドイツを訪れて人々から熱狂的な歓迎を受けるシーンがある。
1980年代中頃の西ドイツでも「コロンボ」が大人気だったことがうかがえる。
それはさておきこの「ベルリン・天使の詩」は機会があればもう一度観てみたい。
ピータ・フォーク繋がりでは次のをもう一度観たい、叶うならば映画館で。
(昔LDを持っていてキャプチャーした覚えがあるけど、どこにしまったか分からない!)