合歓の木街道

前の日茄子漬が旨くて、酒の肴に御飯を食べていたら食べすぎ、
朝方腹痛で目が覚めた。
お腹に手を当て痛いの痛いの飛んでけーと、
呪文をかけたところ叉熟睡した。
目が覚めたのが７時２５分、待ち合わせ時間まで後５分だった。
雨で海に潜りにいくのはちょっと気が進まないが、
休んだ手前実行する事にしてある。
それから準備をして８時半に出発した。
途中でシュノウケルや水中メガネを買った。
相変わらず雨は降り続き、日本海も雨のなぎだった。
海岸にはえご拾いの人らしい姿も有ったけど他の人は誰も居なかった。
崖を滑りながら降り砂浜で着替えて濡れると困るものはビニールの袋に入れておいた。
どうせ濡れるのだけど雨は冷たかった。
小宮さんはウエットスーツだけど、僕ら３人組はそんなものが無いから、
雨の日本海を十分に楽しめた。
デブは寒くない、小宮さんが寒くないですかと聞かれたけど海の中のほうが温かった。
でもデブは冷えにくいけど、冷えてしまえば中々温たまらないのだ。
久しぶりの海は面白かった。
大して獲物も取れな買ったけど、４時間も海に浸かっていた。
最後は両足が攣って痛いのでやめてしまった。
疲れたので誰かに運転を代わってもらおうと思っていたが、
車に戻ったらみんなビールで出来上がっていた。
行く時は気が付かなかったけど、
合歓の木が一杯ある道だったが長雨の為に花が散ってしまっていた。
叉天気が落ち着いたらねむの花の満開道路を海に向かって走りたい。
きっと合歓の木の山の上にはもくもくと入道雲が湧き上がっているだろうな。
車の中はいびきの大合唱に負けず次の楽しい企画を考えながら帰った。
夜は反省会で誰よりも呑むぞー。
昼寝を少ししてから酒のつまみを作ろうと思ったが、
どうも体がまだ興奮しているみたいで眠くならない。
酔わない程度にビールを呑んだけど、
やはり眠くならないのでそのままつまみを作り始めた。
炭をおこしイロリでやることにして、
海で取ったサザエを40個ぐらいバーべキューができるようにした。
ラム肉を味付け生ソーセージと車えびを造り、
ズッキーニなど焼き野菜もたっぷり用意した。
お腹がすくと困るので地鯛を素焼きにして、
実だけ骨から外し大場をたっぷり入れて、
ご飯にまぶし、鯛おにぎりを作って待っていた。
7時ごろから始め、11時ごろまで呑んだ。