おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

家族サービス

2007-03-05 08:58:48 | Weblog
昨晩の川の匂いがまだ頭の中に残っている。
子供頃水浴びに向かい崖の坂道に川を正面にしたときの匂いだった。
ミズゴケが乾いたりその途中の匂いが磯の香りのようにそして土と枯れ草が雪ノ下から現れて乾燥した又は乾燥途中の複雑な匂いだった。
満月の暖かい夜を初めて匂いのオーケストラのように感じた。
目を閉じて匂いの昔の記憶を思い出してほかの事を考えようと思ったが満月の綺麗さに長くは目を閉じていられなかった。
自宅に帰る頃にはもうウルルンが始まっていた。
うっかりビールを持って帰るのを忘れ、水にしようかと思ったがたまには日本酒があるのでそれを飲みながらテレビと夕食を始めた。
主役が子役に食われてしまっていた。
続きの情熱大陸を見れば又睡眠時間が少なくなると思ったが又見てしまった。
日本人バレリーナの話。
見なければ良かったと見てから思った。
すざましい努力。
あんな世界があるのだ。
やはり見るべきではなかった。
隣で見ていた妻が言った。
二ユーヨークは良いなー。
たまには美味しいものでも食べにいこよー。
現実に戻った。
たまには家族で外食もしなければ。
寝室の障子が朝焼けの色に染まっていた。
外に出てみると南の温かい風が笹薮でさらさらと音を立てて野田のほうに緑のにおいを運んでいった。
やはり味わったことの無い朝の風景。
暖冬はいつものリズムを奪い去って不思議な朝を味あわせてくれる。
朝焼けの日の出をみに店に急いだ。
八郎場のカーブを曲がると朝焼けを映した魚野川が横たわっていた。
日暮れとも間違いそうな朝焼けは西から近づいたむら雲も夕焼けのように染めていた。
今日から雨の予報。
体調が悪くブログを書いてから朝寝をした。
板長とヒロちゃんが休みでピザをする人はただ一人なので仕込みを進ませようと思っているけど体がぜんぜん言うことを聞いてくれない。
雨は夕方降りだしてこれからしばらく天気が悪そう。
お昼を過ぎたら又昼寝。
早めに帰って寝る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする