おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

バイバイ爺

2007-03-10 17:55:05 | Weblog
朝除雪隊の朝食は休みになった。
只見に行ってきたとき以来の休み。
目覚ましをかけないで寝た。
まるで遠足に行く幼稚園児のように気持ちが軽い。
寝坊しても誰も困らなく文句も来ない。
でもやっぱりいつもの時間に目が覚めたが横になっていた。
腹式呼吸でリラックスしたらでも楽だったから又やってみた。
障子越しに明るい春に光が感じられる。
病院に顔を出してから市場に行こうと思って支度をしていると電話が鳴った。
義父が息を引き取ったとの知らせ。
もう一回顔出しをしとけば良かったと考えが頭に浮かんだが、この前あったときに心の中で爺バイバイと呟いて来たからいいか。
対外的にはしまったと思ったが、後を頼むと言われハイヨ、と力強く返事したから後は約束を守るだけと思っている。
天真爛漫、体は大きいが小さなつむじ風のように生きていた。
友達のような義父であって一緒に酒を飲むのが楽しみだった。
葬儀委員長は俺がやると本人に宣言していたのだがマキや義父の兄弟がやるからこれは守れそうも無い。
婿なので自分がやれる事は早くやった。
朝涙しながら文句を言っていた妻は夜泣きながら礼を他人に言うように言っていた。
僕は涙を見られないようにテレビを見ていた。
コメント
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