雨が上がり光が踊っている。
雲もいろんな種類が浮かんでいる。
風上のアカシアも満開になって緑よりも花の白さが多くなってきた。
クーラーの放熱機に住んでいるすずめの赤ちゃんが日増しに大きな声を出すようになって店の周りはベビーブーム。
早く大きくなってくれないとクーラーが回せない。
大沢川も田植えが終わったと見え水が澄み以前の清らかの流れになり小魚の姿や水草の緑もせせらぎの輝きの中に揺れている。
高い山はまだ厚い雲の中にいるが麓の遠い山の緑は青味を帯びている。
すがすがしい雨上がりの朝の空気。
田んぼの黄緑の水田に映る雲も山もみんな黄緑の透き通る姿になって、時折渡る川風やアメンボ達のいたずらに心を乱されている。
二年熟成させたアミの塩漬けを誰かに捨てられ落ち込んだ気分も救われて、もしかして変なこだわりの元が無くなったのはいい事だったのかもしれないと思えるようになってきた。
ゆっくりとあまり高くない気温の中で熟成した小エビのナンプラー、とても南国のものと比較なら無いすがすがしさとこくを兼ね備えていたのに。
それにメフンとチュウーの魚醤を混ぜ海老の個性を弱めて、海鮮ラーメンや、海鮮パスタの隠し味に使用するつもりだったのに。
きっと変なこだわりを捨てろと、神様の計らいだったのかも。
山菜と粟島の刺身があるので昼定食は天ぷらと刺身をする。
小付けは志保ちゃんに許しを得てサーモンにトマトと玉葱、ニンニク、山菜のワラビや独活、そしてネマガリタケを小さく切ってソースにしてのせて出す。
次の宴会の予行練習。
本命は粟島の白身魚を死海の塩とグラニュー糖でシメ、季節の野菜をソースに出そうと思っている。
フェンネルもそろそろ使えそうだし。
只知り合いの庭にあるのだけれど。
お昼はたいした来客が無いので妻と娘とミッキーをつれ県境の残雪のある山にドライブと山菜採りに行こうと思って電話したら、ふられてしまった。
思い直しピザ窯の薪を切る事にした。
日差しが強いのでコック服と山笠をかぶって。
桜の木とイチョウの木とハザ木のハンの木。
イチョウの木はピザの皿にするので色々のサイズで輪切り、ハンの木は空洞になっていたので土を入れて植木鉢、蕎麦をまいたりホームセンターに行ってもう咲き始めた花などを買って移植する。
プラステックのプランターなどよりきっといいと思う。
小枝は切ってそのまま燃すし、大きいのはまき割り機で割ってから使う。
イチョウの皿はスタッフが重いからブーイングだったが、初めて出したら気分が盛り上がったのかほかの注文もいっぱいくれた。
すがすがしい天気ときっとゆったりした配席が気に入ってくれたのかみんなゆったりと食事を楽しんでいるようだ。
特に越後三山の残雪と広がる田んぼが見える席は切れ間が無かった。
日がくれ山の羽が黒くなって西の空が濃紺になり風もかすかになると夜の住人達が空を飛び回りだした。
もう少しで満月になる明るい月が店の屋根に映って輝いている。
アカシアの強い香りが周りに満ち、そして強く胸にしみこんできた。
ランキングに参加していますここをクリックお願いします。
雲もいろんな種類が浮かんでいる。
風上のアカシアも満開になって緑よりも花の白さが多くなってきた。
クーラーの放熱機に住んでいるすずめの赤ちゃんが日増しに大きな声を出すようになって店の周りはベビーブーム。
早く大きくなってくれないとクーラーが回せない。
大沢川も田植えが終わったと見え水が澄み以前の清らかの流れになり小魚の姿や水草の緑もせせらぎの輝きの中に揺れている。
高い山はまだ厚い雲の中にいるが麓の遠い山の緑は青味を帯びている。
すがすがしい雨上がりの朝の空気。
田んぼの黄緑の水田に映る雲も山もみんな黄緑の透き通る姿になって、時折渡る川風やアメンボ達のいたずらに心を乱されている。
二年熟成させたアミの塩漬けを誰かに捨てられ落ち込んだ気分も救われて、もしかして変なこだわりの元が無くなったのはいい事だったのかもしれないと思えるようになってきた。
ゆっくりとあまり高くない気温の中で熟成した小エビのナンプラー、とても南国のものと比較なら無いすがすがしさとこくを兼ね備えていたのに。
それにメフンとチュウーの魚醤を混ぜ海老の個性を弱めて、海鮮ラーメンや、海鮮パスタの隠し味に使用するつもりだったのに。
きっと変なこだわりを捨てろと、神様の計らいだったのかも。
山菜と粟島の刺身があるので昼定食は天ぷらと刺身をする。
小付けは志保ちゃんに許しを得てサーモンにトマトと玉葱、ニンニク、山菜のワラビや独活、そしてネマガリタケを小さく切ってソースにしてのせて出す。
次の宴会の予行練習。
本命は粟島の白身魚を死海の塩とグラニュー糖でシメ、季節の野菜をソースに出そうと思っている。
フェンネルもそろそろ使えそうだし。
只知り合いの庭にあるのだけれど。
お昼はたいした来客が無いので妻と娘とミッキーをつれ県境の残雪のある山にドライブと山菜採りに行こうと思って電話したら、ふられてしまった。
思い直しピザ窯の薪を切る事にした。
日差しが強いのでコック服と山笠をかぶって。
桜の木とイチョウの木とハザ木のハンの木。
イチョウの木はピザの皿にするので色々のサイズで輪切り、ハンの木は空洞になっていたので土を入れて植木鉢、蕎麦をまいたりホームセンターに行ってもう咲き始めた花などを買って移植する。
プラステックのプランターなどよりきっといいと思う。
小枝は切ってそのまま燃すし、大きいのはまき割り機で割ってから使う。
イチョウの皿はスタッフが重いからブーイングだったが、初めて出したら気分が盛り上がったのかほかの注文もいっぱいくれた。
すがすがしい天気ときっとゆったりした配席が気に入ってくれたのかみんなゆったりと食事を楽しんでいるようだ。
特に越後三山の残雪と広がる田んぼが見える席は切れ間が無かった。
日がくれ山の羽が黒くなって西の空が濃紺になり風もかすかになると夜の住人達が空を飛び回りだした。
もう少しで満月になる明るい月が店の屋根に映って輝いている。
アカシアの強い香りが周りに満ち、そして強く胸にしみこんできた。
ランキングに参加していますここをクリックお願いします。