おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

椿の花の天ぷら

2008-04-04 14:04:43 | Weblog
快晴。
どこの川を覗いても青空が映り、青く光っていた。
裏の田んぼも雪が無くなり、水溜りに白い権現堂と青空が映っている。
もう里山は雪が溶けて鹿の子のようになって、木々のつぼみが膨らんで山肌が隠れてしまった。
市場の帰りにカタクリを摘んでたら、隣にキクサキイチゲの白い花が見えた。
三本だけ摘んでワイングラスに活けるために頂いてきた。
カタクリを摘んでいるのを他人にとがめられたらどうしょうと言い訳まで用意してある。
友人が自分の山でカタクリを摘んでいてとがめられた話を聞いたことがあるので。
親達はほりあげて食べた話をしたが種から大きく花を咲かせるには7-8年かかるらしい。
だから球根には手を出さないが、僕が摘んだカタクリは二年ぐらい花をつけられないと思う。
今日は天ぷらの横にフキノトウとカタクリを揚げて付ける。
広井さんに頼んでつぼみが赤くなったヤブ椿を取ってもらってあり、バケツに入れてておいたのが咲きそろって綺麗になってきた。
花を天ぷらに上げるが、小菊のように刺身の色合いに使ってみようかと考えている。
海が穏やかになったらもう赤身のマグロは少なめにして日本海の地魚ばかりにして華やかさは山の食べれる花を添えて出そうと考えている。
でも忙しくなるときっと三日坊主で終わるかもしれないが。
とりあえず我思うにである。
にほんブログ村 地域生活ブログ 新潟情報へ
ランキングに参加していますここをクリックして応援をお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昼定食は伊豆の筍の煮物

2008-04-03 09:47:14 | Weblog
昨日は予約が無く早く終わった。
川口温泉にいけるかなーと思ってたとき八王子ナンバーの車の四人が来た。
山古志は近いですかなど質問していたので、これから山古志に行くのかと思ってたらそうでなく只知っていただけらしい。
生姜焼肉定食とエビフライ定食、とんかつ定食を頼んでくれたが、メニューにとんかつは肉が厚いので時間がかかりますと書いてあったのを本気にしなかったのか、遅くなったのと肉の厚さに驚いていた。
津南ポークの150グラム以上のロースを使ってるのにそのとんかつは200グラム以上有った。
旨い旨いといって喜んで食べて行った。
小西さんが輸入肉じゃないんだよというのも判る。
定食で900円。
根強い人気で、こんな高齢な方なのに大丈夫かと思う人達が、今日はとんかつを食べに来たーと気合を入れて注文している光景に良く逢う。
たまには肉もいいのだと、日ごろ食生活をうるさく言っている誰かさんに聞こえるような感じで。
ソースももう少し手を加えればいいのにと思いながら日常に流されている。
早く帰ったのでテレビを見た。
NHKのSONGUS。
竹内マリアの歌声に酔った。 
年が近い上に、人生を歌い上げた詩は涙も誘った。
自分では大丈夫だと思っていてもきっと体と心が悲鳴を上げているのかもしれない。
朝少しゆっくり寝ていようといつもより遅く寝ていたら母が覗き込んで今日は遅いねと声をかけてきた。
目も悪いのだが余り真剣に覗き込んでいるので、何か生死を確認してるような感じがした。
市場に仕入れは行かないで昼定食は磯谷さんが送ってきてくれた筍の煮物にした。
マトウ鯛の焼きあらの出汁に鰹節も入れて、それを濾し、さらに鶏肉を出汁にした。
ニンジンとこの前作ったこんにゃく、大口レンコン、ヤリイカのげそ、何でも入れて煮上げたのにたいしてでなかった。
美味しいのに。
にほんブログ村 地域生活ブログ 新潟情報へ
ランキングに参加していますここをクリックして応援をお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嵐の後の大騒ぎ

2008-04-02 15:42:07 | Weblog
風も止み穏やかな夜明け。
西の空に青空が始まっている。
自宅の周りはまだ雪があり竹も穂先が雪にうもり曲がっている。
親子代々、春になれば雪は溶ける、だから雪はいじらずそのまんま。
親父に似てきたなーとこの頃思うようになってきた。
板長と志保ちゃんが有給休暇を取ったので残りに人数で店をやる。
予約は無いので気が楽だが、足りない魚を買いに市場に行った。
まだ競りが始まらないけど、マグロだけ買って戻った。
強風で海は大時化、魚は無いと思ってたがびっくりするほど無かった。
昨日作ったこんにゃくとマグロとホタテ貝で刺身にしてそれに生姜焼肉をつけて、昼定食にした。
信濃川の低い柳は黄緑かかり、少し残った残雪と、芽吹きで茶色に霞む低い山々が越後の早い春を見せている。
山の中腹のきのこ屋の蒸気が動くだけで、まだ静かに眠っているようだ。
畑に去年取り残された大根やキャベツが顔を出している。
腐らせてしまうのはもったいないと思うけど農家の人達はいない。
いれば頂戴といってみるのに。
レギュラーが二人居ない上に、ピザ生地やパスタ、そしてうどんの仕込が山のように溜まっている。
薪も運んだり割ったり、そば粉を挽いて蕎麦を打たなくてはとやれやれと考えていたところに観光協会から電話が有った。
22人お昼を食べに行きますと。
11時過ぎていたので大慌て、緊張のあまり店を準備中にして作り始めた。
天ぷらに刺身をつけた。
にほんブログ村 地域生活ブログ 新潟情報へ
ランキングに参加していますここをクリックして応援をお願いします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春雷

2008-04-01 22:33:13 | Weblog
夜中うちあられが屋根にぶつかる音がしていた。
雪景色になっているかと、そっと窓を開けてみた。
昨日と変わらない風景があった。
市場に行きバイガイやホタテを買った。
帰る頃は風も強まり、雷も鳴っていた。
荒れた天気で無ければ星野さんを誘って解禁の渓流釣りに行きたかったが、雷まで鳴るようではカーボンロットを持っている釣りには怖くていけなかった。
風はますます強くなり、看板やポールをなぎ倒してしまった。
昼定食は小さなトンカツにお刺身。
鮮度の良いカワハギとタコとしめさばとマグロが一切れ。
儲けはなし。
この頃格安にしてあるのが判ったのか良く出る。
嵐の中フキノトウやカタクリを取った。
それが災いしてか調子が悪くなりお昼から寝込んでしまった。
最後のお客さんを入広瀬で下ろして今帰還。
これからビールと夕飯。
にほんブログ村 地域生活ブログ 新潟情報へ
ランキングに参加していますここをクリックして応援をお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする