ダグラス・ブースに導かれ?The Riot Club を観ました。
2012年イギリス映画 オフィシャルサイト 輸入盤DVDで観ましたが英字幕があって、ちょっとは助かりました。
オックスフォード大学の伝統あるライオット・クラブ。メンバーはスーパーお金持ちの男子学生10人。
欠員が2名・・・ってことでフレッシュマンのアリステアとマイルズは誘われてメンバーになります。
このふたり、同じ教授の授業をとっているのですが(学生はふたりだけ)ウマがあわなくて常に一触即発状態って感じ。
↓マイルズ(マックス・アイロンズ)とアリステア(サム・クラフリン)
アリステアはATMでお金を引き出そうとしていたところで暴漢に襲われてぼろぼろになって歩いていたところをクラブのメンバーハリー(ダグラス・ブース)に声をかけられる。
ハリーがアリステアの兄と面識があって意気投合、新メンバーに推薦されます。
ハリーとご先祖様の肖像画。博物館のような自宅の一部を一般公開しています。自宅の居住スペースに行こうとしたら観光ガイドのねえさんに観光客のひとりと間違われて
「お客様そちらは立ち入り禁止です」
とかいわれ、おもむろにご先祖様の肖像画を指さす。う~ん、そっくり。ねえさんびっくり。
↓なんだかランウェーを歩いてるみたい。ヒューゴ(サム・リード)
ヒューゴは新入生のマイルズを一目見て彼から目が離せず、笑うまいと思っても自然と微笑みがこぼれるようなそんな感じ・・。
そしてマイルズを新メンバーに推薦します。秘めたる思いってやつですね。
↓クラブのプレジデントは ジェームズ(フレディ・フォックス)
10人は郊外のブルズ・ヘッドというパブで会食をします。
↓マックスとアリステアはそれぞれがメンバーになったのをここで初めて知ったらしく、お互い露骨に嫌な顔。
有名大学のスーパーエリート学生たちがこういういでたちでやってきて店主(クリス)はとっても誇らしい感じ。
一部屋を貸し切って食事会がはじまります。国歌斉唱に始まって、飲んで騒いで、ちょっとやんちゃ・・・くらいでとどめておけばよかったんですが・・・・。
次第にほかの客が店側に「あの部屋がうるさい」と文句を言ってきたり、怒って帰ったりしてしまうくらい度を越していきます。
そのうち娼婦を呼んだり(でも要望に応えられないと帰ってしまった)マイルズのガールフレンドレイチェルを呼び出したり。
レイチェルはマイルズのふりをしたアリステアのメール(テーブルの上に無造作に置いてあったマイルズの携帯をこっそり使ってメールした)に騙されてきたのですが、メンバーに「いくらならやらせる?」とか聞かれ、深く失望して帰っていきました。
その間アリステアは隅っこでにやにやしてるんです。悪魔かっ?と思ってしまった。
結果的にガールフレンドにひどい仕打ちをしてしまい怒らせてしまって呆然としているマイルズ。
マイルズに言葉をかけるヒューゴ。マイルズはレイチェルにメールを送ったのはヒューゴだと思ったみたいで
「そんなことをしても君のものにはならない。僕はストレートだ。」とかいうんです。 知っていたのねヒューゴの気持ちを・・・。
このふたりのエピソードがもっとじっくり(しつこく、ともいう)描かれていたら心の黒いワタシ的にはもっと満足度高かったかな~という気がする。
この後の展開はさらにつらく腹立だしいです。集団になると怖いものなしで、やりたい放題。
そしていざとなればなんでもかんでも金で解決すると思ってるし、” ジェントルマン ”なのは見た目だけ。
いい加減にしろ~!!って感じでした。
観終わって舞台劇を観たような感じがして調べたら元々は ”POSH” という舞台なんだそうです。あ、やっぱり?
舞台についてはこちら
よくよく見たら、ジャケットのタイトルの上には filthy rich spoilt rotten すべてを語ってますね。
旬の若手英国俳優たちがずらりと出演していてそれぞれステキなんですが、マチルダ的萌えところは・・・ダグラス・ブースとフレディ・フォックスかなっ (Worried About The Boy コンビですね。)と・く・にかわいかったです。
フレッシュマンのマックス・アイアンズ+サム・クラフリンがちょっとお兄さんに見えちゃう。