春のららら市
物販、飲食などいろいろなお店が出ていて面白かったです。あちこちみて回った結果
カワイイ袋に入った
かわむらの甘納豆と
キャンバス生地の丈夫なバッグを買いました。
バッグは「カナザワ映画祭」の特製のものです
シネモンドで おみおくりの作法 観てきました。 公式HP
ロンドン市の民生係ジョン・メイ
彼の仕事は身寄りのない死亡者の知り合いを探し、身寄りがないか調査して、葬儀を執り行うこと。
葬儀の際は死者のために棺を選んでびその人に合った曲を選び、弔辞を書く。
事務的に済ませることをせずに誠心誠意努めます。火葬されて遺灰となったその人を撒くときもその人に合った場所を選ぶ。
20年以上誇りをもって努めてきた仕事でしたが、調査に時間がかかりすぎ、費用が掛かりすぎ・・・経費節約のために別の地区の民生係が兼務する、君には辞めてもらう・・・と上司に告げられます。
その時ちょうどとりかかっていたのがビリー・ストークの案件。
死亡して何週間も経ってから発見されたその人はジョン・メイのアパートの真向いの部屋の住人でした。
そんなに近くに住んでいたのに顔も知らず、亡くなったことも知らず。ジョン・メイはショックを受けます。
ジョン・メイはこの案件だけは最後まで調査させてほしいと申し出て、ビリー・ストークの過去探しの旅に出ます。
遺品の中にあった写真から過去にパン工場に勤めていたことを突き止めて工場へ出向いて元同僚に話を聞く。
そこでビリーの恋人の話を聞き出し元恋人の店にたどり着く。娘の情報も手に入れる。
喧嘩っ早くてただの飲んだくれと思われていたビリー・ストーク。
でもジョン・メイが地味にコツコツと調べていくうちビリーの優しい父親の一面とか、勇敢な男だったとか、見えてきます。どうしようもない男と思われていたビリーの人生が輝いてきた・・・ここらへんで涙腺壊れたアタシでした。
ワタシが萌えるような俳優さんは出ていないし、とっても地味な映画ですが、ほっこりとしてしみじみとしました。
いい映画に会えました。