Gallery MADOにて、フランスにゆかりのあるメンバーが集う、
小さな小さなフランス夏祭りが、開催されました~
7日(土)、8日(日)と、開催されたようですが、
そのうち、7日の夜のみ、白ワインと手作りチョコ付きの、
日本在住フランス人男性制作の、”ヤナギ”と言う、30分の映画の上映会に、参加しました~。
”ヤナギ”制作の監督によるトークも、上映の前後に、少しありました~。
監督は、目に見えない世界や、ファンタジックなものに、興味があるそうで、
日本の妖怪や鬼等にも関心があるようです~。
ヤナギに関しては、その下に女性が立っている姿は、
日本の怖い話で思い浮かべる定番のシーンであり、
怖い話の象徴でもあるとの事。
ストーリーは、特に説明されていませんが、
大まかに自分がとらえた感じでは、
ある男性がいて、夫婦2人ぐらし。
仕事でストレスでもあるのか、日々に不満があってか、
連日外でお酒を飲み、夜遅く帰って来ると言うどうしようもない男性で、
そうした夫に対して、悩みを抱えていたからか、
奥さんは、病床につき、男が帰宅する時間には、薬を飲んで眠っている日々。
そんなある日、その日も薬を飲んで眠っていた奥さんを見て、
酔っぱらっていたせいか、恐ろしい妄想にとらわれ始める。
その日から、奥さんの生霊とも亡霊とも判断つかぬ者が、男にとりつく。
長い黒髪の奥様が不気味でした~。
男は元々奥さんに沢山の迷惑をかけていた罪悪感があったのか、
その妄想がどんどん強くなって行く。
現実と妄想の間で、体調を崩し、自らを自らによって、追い詰めて行く。
恐怖にとらわれ、苦しむ男は・・・。
・・・みたいなストーリーだったような。
細かいところは、見た人によって、捉え方が違うかもしれませんが、
恐怖の効果として、時折出て来る、ヤナギやこけし、霊能者の存在が、ゾッとしました~。
ほとんどストーリーに関しての説明等なかったので、捉え方は色々だと思いますが、
わざと男に、恐怖と妄想を抱かせるように、奥さんがマインドコントロールし、
生活態度や妻に対する態度を反省せようとしたのかもしれません・・・、そんな見方もできるかもしれないなと思いました~。
布団の中で眠っている奥様は、まるで、死人を思わせるような雰囲気があって、
酔っぱらって帰って来た男には、恐ろしい姿に映った事と思います~。
久しぶりに怖い話を観ました~、子供の頃に返ったような気分でした~(苦笑)
七夕の夏の夜に・・・、ちょっぴり笑えたけど・・・、ゾッとしたひとときでした~
映画は、英語字幕、俳優は日本人、撮影場所は日本、台詞は日本語、製作者は日本在住フランス人・・・と言う事で、
新鮮で、楽しかったです~