昨日(12月24日)はクリスマスイブで今日はクリスマス(英:Christmas)。
クリスマスとは、イエス・キリストの降誕(誕生)を祝う祭(降誕を記念する日)で、「救世主イエス・キリストの誕生日」と考えられているわけでは無いとの事。降誕祭の日付について、教会暦での一日は日没から始まり日没に終わる。24日の日没からクリスマスが始まり、25日の日没にて終わると言う。因みに、日本・東京の”日の入り”は「PM4時半頃」。
日本で”クリスマス”が始まったのは、明治からと言う。明治屋が1900年(明治33年)に銀座に進出し、クリスマス商戦を始めたのがキッカケとの事。まあ、現在でもバレンタインデーなどがあるから・・お祭りは商売になる!。
仙台駅に行ったら矢張り、クリスマスツリーなどの飾りがあり、クリスマスセールをしていた。
クリスマスに飾られるホーリーやモミの木には魔よけがあると言う。これらはキリストの被った茨の冠の「受難」を意味し、赤い実は「流した血」として飾られ情熱を表わし、常緑の葉は永遠の命を象徴するとの事。
クリスマスホーリーと呼ばれるものには、シナヒイラギ(ヒイラギモチ、チャイニーズホーリー)、セイヨウヒイラギ(イングリッシュホーリー)、アメリカヒイラギ(アメリカンホーリー)があるが、モチノキ科モチノキ(イレックス)属の近縁種や交雑種などの赤・黄の実が付くものを含めてホーリーと呼ぶこともあるようだ。
クリスマスホーリーとは、正確には、セイヨウヒイラギ(Ilex aquifolium)の事であるが、よく見かけるのはシナヒイラギ(ヒイラギモチ)である。これは、セイヨウヒイラギやアメリカヒイラギは高木(樹高数m以上)であるが、シナヒイラギは横に広がる低木なので扱い易く、果実も大きいので日本では寄せ植えや鉢植えなどで使われている。
シナヒイラギ(支那柊)
別名:ヒイラギモチ(柊黐)
ヤバネヒイラギモチ(矢羽柊黐)
チャイニーズ・ホーリー
クリスマスホーリー
モチノキ科モチノキ(イレックス)属
原産地は中国
常緑低木、樹高は2m~5m
葉は厚く刺があり、光沢がある
花期は4月~6月
花径は数mm、花色は淡黄緑色
実は径1cm弱の球形、秋に赤くなる
実の鑑賞期は11月~翌2月
雌雄異株だが雌木の受精なくても結実する(単為結果(たんいけっか)と言う、普通は種なしとなる)