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2011年の中国特許出願数が世界一に

2012-12-27 | 社会・経済

 世界知的所有権機関(WIPO)による「世界知的所有権指標2012年版」が発表された(12月12日)。
 これによると、各国の特許当局が2011年に受け取った特許出願数で、中国が初めて世界1位となった。中国での出願数は52万6412件で、これまで1位だった米国の50万3582件を抜いた。
 ◆世界の特許出願数(2011年、各国が受け取った計)
 世界全体計では約214万件の出願数で、前年(2010年)の約198万件から7.8%増。
 1位 中国        52万6412件(前年比34.6%増)
 2位 米国        50万3582件(前年比2.7%増)
 3位 日本        34万2610件(前年比0.6%減)
 4位 韓国        17万8924件(前年比5.2%増)
 5位 欧州連合(EU) 14万2793件(前年比5.4%減)
 6位 ドイツ       5万9444件
 7位 インド       4万2291件
 8位 ロシア       4万1414件
 9位 カナダ       3万5111件
 10位 オーストラリア  2万5526件
 ◆国際特許出願数(2011年、特許協力条約(PCT)に基ずく)
 国際出願は、18万1900件(2011年、前年比10.7%増)と過去最高となった。
 1位 米国       4万8596件(前年比8.0%増)
 2位 日本       3万8888件(前年比21%増)
 3位 ドイツ      1万8568件(前年比5.7%増)
 4位 中国       1万6406件(前年比33.4%増)
 5位 韓国      1万447件(前年比8%増)

 

 ヤツデの花が咲いている。花には二つの時期がある。花の最初は雄性期(ゆうせいき)でおしべが成熟して花粉を出す。次いで、雌性期(しせいき)でめしべが成熟して花粉を受け取る。一つの花が雄花と雌花となるが、一つの木では雄性期と雌性期が同時になる事はない。雄性期と雌性期をずらして自家受粉を避けている。(写真は雌花)

Yatude12271  ヤツデ(八つ手)
別名:天狗の葉団扇(てんぐのはうちわ)
学名:Fatsia japonica
ウコギ科ヤツデ属
常緑低木、丈は1.5m~3m
原産地は日本
開花は11月~12月
小花が枝分かれした柄の先に纏まる
花の実は熟すと黒色となる
 学名(Fatsia japonica)の”japonica”は日本産を意味し、”Fatsia”は日本語の”八”である。”八”は古い日本語の発音では「ふぁち」・「ふぁつ」とF音を使っていた。例えば、「母」の発音は「ふぁふぁ」・「ふぁわ」だった。


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