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今の子供は昔と比べて幸せか

2014-05-05 | 日記・エッセイ・コラム

 今日(5月5日)はこどもの日、国民の祝日でもある。節気では立夏(りっか、夏の気配が感じられるころ)。節句では端午(たんご)の節句、五節句の一つで菖蒲の節句とも呼ばれ、男子の健やかな成長を祈願し各種の行事を行う。
 子どもとは、15歳未満の年少者。総務省による子供の推計人口(4月1日現在)は、前年(2013年)より16万人減の1633万人(男子:836万人、女子:797万人)で、33年連続の減少となり、1950年以降の最少となった。総人口(1億2714万人)の割合も12.8%となり、40年連続で低下している。他国での子供の割合は、米国:19.6%、フランス:18.6%、中国:16.5%、韓国:15.6%・・であり、日本は最低水準。歴代政権は少子化対策を掲げるが、現状では効果が上がっていない。
 今日の新聞(日経、日経サーベイ)記事に、「今の子供は幸せか」の聞き取り調査結果が載っていた。
 (マイボイスコムを通じて4月22日~24日、全国20~60代の男女1000人にwebで聞いた)
 これによると、「今の子供は幸せ」と思う方が約6割で、その理由の1位は「好きな食べ物を食べられる」。終戦後の食糧難時代の「何時もひもじい」は、何時も思い出す。
 ◆今の子供は幸せか
   そう思う    59%
   そう思わない 41%
 そう思うのは
   1位 好きな食べ物を食べられる
   2位 インターネットが普及
   3位 高等教育を受けられる
 そう思わないのは
   1位 日本の将来が不安
   2位 外で遊ぶ機会が少ない
   3位 インターネットで有害情報

 

 いつもの散歩道の桜(ソメイヨシノ)は桜吹雪となって散ってしまった。でも近所で、ギョイコウ(御衣黄)が満開だ。
 ギョイコウ(御衣黄)はサクラの栽培品種で、ソメイヨシノより遅れて咲く。この地(仙台)では、4月下旬から5月の初め頃が開花時期のようだ。
 花は花弁数が十数枚(10~15位)の八重咲き。花色の初めは白~淡緑色で、中心に紅色の条線が見える。これが、次第に中心部から赤みが増し(紅変)、散る頃にはかなり赤くなる。花の大きさは数cmであるが、場所・時期により大きさや色合いなどに大きな差があるとの事。
 花色の黄緑色は貴族の衣服の萌黄色に似ていることから、御衣黄(ぎょいこう)との名になったと言う。栽培は、江戸時代京都の仁和寺がはじまりとされる。

Gyoikou405051 ギョイコウ(御衣黄)
学名:Prunus lannesiana cv. Gioiko
バラ科サクラ属
オオシマザクラ系のサトザクラ
落葉高木
開花時期は4月下旬


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