政府は、司法試験の受験回数制限を緩和する司法試験法改正案を閣議決定した(3月4日)。現行の「法科大学院修了後または予備試験合格後の5年間で3回」から「5年間で5回」に緩和する。また、短答式試験の科目数を現行の7科目から3科目(憲法、民法、刑法)とすることとした。2015年の司法試験から適用する方針。
法改正で、現行制度下で既に3回失敗していても、法科大学院修了か予備試験合格後の5年以内なら受験できるようになる。因みに、平成26年の司法試験は、5月14日・15日・17日・18日の4日間で実施。
◆平成25年司法試験合格者数(2013年9月)
受験者数:7,653人(昨年より734人減)
合格者数:2,049人(男性:1,572人、女性:477人)
平均年齢は28.4歳、最年長は57歳、最年少は20歳
予備試験通過者:受験者数は167人、合格者数は120人
法科大学院の合格者(合格率上位5校)
慶応大 合格者201人(合格率56.8%)
東京大 197人(55.2%)
一橋大 67人(54.5%)
京都大 129人(52.4%)
愛知大 12人(42.9%)
植栽地のニシキギに花が沢山咲いている。若葉が出て、この頃に咲く淡緑色の小さな花だからほとんど目立たない。でも秋には、若葉はニシキギと呼ばれるに相応しい真紅の紅葉となり、花は割れると赤橙色の種子が見える可愛い果実となる・・秋が楽しみ。
ニシキギは、枝に表皮を破ってコルク質の2~4枚の矢羽状のもの(翼:よく)が伸長しているのが特徴だ。この特徴から矢の筈(はず、弓の弦につがえる矢尻の切り込みのある部分)に例えて、矢筈錦木(やはずにしきぎ)とも呼ばれる。また、発達した翼がカミソリの刃のように見えるため、カミソリノキ(剃刀の木)との呼ばれる。ニシキギ(錦木)の名は、見事な秋の紅葉を錦に例えた、ものである。
ニシキギ(錦木)
ニシキギ科ニシキギ属
別名:矢筈錦木(やはずにしきぎ)
剃刀の木(かみそりのき)
英名:Winged spindle tree
Burningbush
落葉低木、樹高は3m位
開花時期は5月~6月
花は淡緑色の小さな(径7mm位)四弁の花
果実は熟すと割れて赤橙色の種子が見える
紅葉は10月~11月(11月が鑑賞期)