世界保健機関(WHO)は、世界の主要都市での大気環境に関する報告書を発表した(5月7日)。報告書では世界91ヵ国・1629都市・2008~13年の大気データを分析。
大気の汚染物質(微小粒子状物質「PM2.5」や粒子状物質「PM10」)が、WHOの基準値を超える都市に住む人口が全体の88%と指摘。日本は調査対象の20都市のうち、基準値を超えたのがさいたま市浦和区で、基準の1.4倍だった。パキスタンのカラチ・インドのニューデリーでは基準の10倍超、中国の北京では基準の6倍近くが記録されている。
WHOが設けた基準値は、PM2.5は大気1立方メートル当たり年平均10マイクログラム、PM10は同20マイクログラムとしている。WHOは、「(基準値を超えれば)呼吸器官系の疾病などのリスクを高める恐れがある」とし、「多くの都市で状況は悪化している」と警告している。
今日も晴れ。青空が広がる。風は穏やかだが少し冷たさを感じる。
お庭の隅でタツナミソウが咲いている。花は茎から基部で急に曲がって直立した筒状で、先が丸く膨らみ横向きとなっている。茎に幾つもの花穂を出し、同じ向の花を付ける。この様な花姿が波頭の文様を思わせる(名の由来)。
タツナミソウ(立浪草)
別名:スクテラリア
シソ科タツナミソウ属
多年草
開花時期は4月~6月
花冠は筒部が長い2~4cmの唇形、基部で急に曲がり直立する
上唇は兜状に丸く膨らみ、下唇は内側に紫色の斑点があり3裂している
花色は青紫・淡紅紫・白・ピンク