今日は9月1日。防災の日で、「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」こととしている。防災の日を含む1週間を防災週間としている。
防災の日は、1960年(昭和35年)に、内閣の閣議了解により制定された。9月1日は1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだものである。また、この日付近は、台風の襲来が多いとされる二百十日にあたり、「災害への備えを怠らないように」との戒めも込められている。
◆関東大震災
発生日時:1923年(大正12年)9月1日11時58分32秒
発生場所:神奈川県相模湾北西沖80km(北緯35.1度、東経139.5度)を震源
発生規模:マグニチュード7.9
被害場所:神奈川県・東京府を中心に千葉県・茨城県から静岡県東部までの内陸と沿岸
被害:190万人が被災。10万5千人余が死亡・行方不明。建物の全壊が10万9千余棟、全焼が21万2000余棟
街路樹の根本は雑草が生い茂っている。その中にタマスダレの花が数輪咲いている。一つの花茎に一つの花が付いている。花色は純白で六弁花である。
タマスダレは、ヒガンバナ科ゼフィランサス属である。タマスダレをゼフィランサスと呼ぶことがあるがゼフィランサスは属名であるので、”ゼフィランサス・カンジダ”が良い。和名(タマスダレ:玉簾)の由来は、白い綺麗な花を”玉”に、葉の集合を”簾”に例えたと言う。
タマスダレ(玉簾 、珠簾)
(ゼフィランサス・カンジダ)
別名:ゼフィランサス
カンジダ
レインリリー
ヒガンバナ科タマスダレ属(ゼフィランサス属)
半耐寒性常緑多年草(球根植物)
開花時期は8月~10月
花は6弁花、花色は白色
花径は数cm
1本の花茎に1つの花を付ける
種子を作る個体と作らない個体がある