世界ジオパークネットワーク(GGN)は、世界的に貴重な地形や地質が残る自然公園「世界ジオパーク」に、熊本県の「阿蘇」を認定した(9月23日)。カナダの世界ジオパーク「ストーンハンマー」で開催中の国際大会で発表した。
日本国内での世界ジオパーク認定は7例目となる。2010年に認定した山陰海岸(京都・兵庫・鳥取)も再認定した。
◆阿蘇ジオパーク
阿蘇ジオパークは、熊本県阿蘇市などで広さ約1100平方キロ。
阿蘇の噴火によるカルデラは、面積が約350平方キロと世界最大級の規模。10万年前~30万年前での巨大噴火で形成されたカルデラ(南北約25Km、東西約18Km)や、火山活動が続く中岳などがある。
◆日本で認定された世界ジオパーク
洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟)、山陰海岸(京都・兵庫・鳥取)、隠岐(島根)、室戸(高知)、島原半島(長崎)
夏の暑さが思い出となってしまう、今日この頃の涼しさ。
でもまだヘクソカズラの花が元気に咲いている。実が小さな緑玉となり褐灰色の玉となっているのもあるけれど。(掲載写真は8月の初旬に撮影)
咲いているお花は小さく可憐で可愛い。でも名は、ヘクソカズラ(屁糞葛)と名前は酷い。この名(屁屎葛)の由来は、葉や茎に悪臭があることからで、古語ではクソカズラ(屎葛)と、古くから酷い名前のようだ。この臭い(茎・葉を傷付けると揮発性成分が出る)は自己防衛のためだからと言う。別名にヤイトバナ(灸花)があり、花の中心の赤がお灸(ヤイト)に見える事から。サオトメバナの別名は、臭いは別にすると花は可憐で可愛いから・・。
ヘクソカズラ (屁糞葛)
別名:灸花(やいとばな)
早乙女花(さおとめばな)
馬食わず(うまくわず)
アカネ科ヘクソカズラ属
蔓性の多年草
開花時期は7月~9月
秋に丸い茶色の実(球形で径数mm)を付ける
殻(果皮に見える)は萼の変化したもので、偽果皮と呼ばれる