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第14回シルバー川柳の入選が発表される

2014-09-14 | 日記・エッセイ・コラム

 「シルバー川柳」は2001年に社団法人全国有料老人ホーム協会の設立20周年を記念してスタートし、本年で第14回となった。協会は応募された作品から各会員ホームの入居者約500名の投票からの入選作品を発表した。
 いつもながら作品には、実感・共感させられる。
 ◆応募状況
 応募総数:11,370作品
 応募者年齢:平均年齢68.7歳  最年長100歳(女性)  最年少8歳(女児)
 応募者男女比:男性56.2% 女性42.6% 性別不明1.2%
 (社)全国有料老人ホーム協会
    http://www.yurokyo.or.jp/
 ◆入選作品(20作品)     ※敬称略・順不同
 老いるとはこういうことか老いて知る  城内光子
 つまずいて足元見れば何もなし     おっとっと
 どこで見る東京五輪天か地か      高橋通男
 鏡見て懐かしくなる母の顔       川村恭子
 粗大ゴミそう言う妻は不燃物      岡田淳
 元酒豪今はシラフで千鳥足       川辺昌弘
 円満の秘訣は会話をしないこと     くんちゃん
 恐妻を天使に変えた認知症       芦沢武
 いびるなら遺言書きかえ倍返し     トミスター
 素っぴんに隣の犬が後退さり      須田無知子
 補聴器をはめた途端に嫁、無口     佐野由美子
 LED絶対見てやる切れるとこ      石井かおり
 糖尿病甘い生活記憶なし        日比野勉
 新聞を電車で読むのはオレ一人     西村忠士
 妻乱心オレにもほしい自衛権      畑和利
 同時期にシュウカツをする孫と爺    口笛太郎
 遺産分け位牌受け取る人はなし     西田勲
 ケアマネをもてなしあとで寝込む祖母  角森玲子
 叱った子に今は優しく手をひかれ    大原美枝子
 脳ボケにSTOP細胞ないかしら      穴見貴幸

 

 ソバの花が咲いている、との事でバイパス沿いに出かけた。ソバの花が咲いているだけでなく、田んぼは黄金色となっており新米の収穫はもうすぐ。
 ソバは収穫の時期から夏蕎麦と秋蕎麦の区別をする事がある。北海道では年一作で夏型であるが夏蕎麦ではない(4・5月に種蒔き、7・8月に収穫)。東北以南では夏蕎麦・秋蕎麦があり、夏蕎麦は4・5月に種蒔き7・8月に収穫、秋蕎麦は7・8月に種蒔き9~11月の収穫、地域により年に2~3回収穫できる。
 原産地は東アジア北部とされる。中国・朝鮮から日本に渡来し、縄文時代の遺跡から種子が見つかっており、かなり古くに伝わった。現在では、消費量の8割を輸入しており、輸入の8割は中国、1割がアメリカからである。因みに、麺状にした”蕎麦:ソバ”が発明されたのは江戸時代中期。それ以前は、塊状の”蕎麦がき”や”そばもち”だった。
 古い日本語ではソバを「そばむぎ:稜(そぱ=角)のある麦」や「くろむぎ:黒麦」と呼んでいた。後世に「そばむぎ」が略されて「ソバ」と呼ばれる。「くろむぎ」は平安時代以降は使われなくなったと言う。

Soba409140  ソバ(蕎麦)
タデ科ソバ属
一年草(一年生作物)
開花時期は7月~9月
花色は白・淡紅・赤色
実は黒い三角形で、中は白い粉


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