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本年(2014年)8月、西日本の降水量は平年の3倍

2014-09-02 | 日記・エッセイ・コラム

 気象庁は8月の全国の天候まとめを発表した(9月1日)。これによると、西日本の月降水量は平年の2.74倍で観測史上最多を更新し、日照時間も48%で最少だった。
 西日本(近畿・中四国・九州)の太平洋側が平年の3.01倍と昭和21年(1946年)の統計開始以来最も多く、日本海側も2.42倍と過去3番目だった。地域では、近畿地方が3.85倍、四国が3.74倍、中国地方が2.76倍、九州北部が2.18倍だった。
 西日本での日照時間は平年の48%(太平洋側は54%、日本海側は42%)で、各地で平年を大幅に下回った。地域では、中国地方が39%、四国が47%だった。このため、8月の平均気温は平年より0.9℃低く、今夏(6月~8月)は0.3℃低くなった。
 この様な今夏の気候について、新聞(日経)に調査結果が載っていた。これを見ると、今夏は豪雨・竜巻などが多い異常気象と私も思う。
 ◆今夏の気象
 (8月末に男女・20代~60代・1030人からWeb調査)
 今年の夏は異常気象か
   そう思う:77.4%
   そう思わない:22.6%
 そう思った理由は(複数回答)
   豪雨や雷雨が多い:約9割
   気温が高すぎる:半数
   竜巻や突風が多い:約4割
 世界の平均気温上昇に最も影響しているのは
   人間の活動:69.7%
   地球の活動:20.1%
   太陽の活動:10.2%

 

 今日は雲が多いが晴れ。気温も少し暑いが過ごしやすい。
 いつもの散歩道でヨウシュヤマゴボウの花と実を見つけた。時期的には少し早いのかな・・秋が急に迫って来た。
 果実はぶどうの様に沢山付き、熟した実を潰すと赤紫色の果汁が出る。この汁は強い染料となり、インクベリー(Inkberry)とも呼ばれる。秋には紅葉し、紅葉や果実の付いた枝が綺麗なので花材に使われることがある。でも、ヨウシュヤマゴボウは毒草で、毒はアルカロイド(神経ホルモン様)、サポニン(界面活性作用があり細胞膜を破壊)などで、毒性は根が最も強く、果汁には少ないと言われる。因みに、山菜としてのヤマゴボウ(山ゴボウ)は、キク科のモリアザミ、オニアザミ、オヤマボクチなどのアザミ類やヤマボクチの根などである。

Yousyuyamagobou409021 ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)
別名:アメリカヤマゴボウ
ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属
多年草、丈は2m程になる
原産地は北米の原産
明治後に雑草化した帰化植物
主な開花時期は6月~7月


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