経済平和研究所(イギリスの民間国際研究機関)は、世界各国・地域の「平和度」を指数化して比較した2014年版のランキングを発表した(6月18日)。ランキングは、テロの危険性・社会の安定度・軍事費など22項目の指標を数値化することで162ヵ国・地域の安全や平和の度合いを評価した。因みに、この平和度は治安度ではない。
これによると、日本は8位(昨年は6位)で、沖縄県・尖閣諸島によって中国との緊張が高まってランクが下がった。
◆平和度ランキング
1、アイスランド(08年から7年連続で1位)
2、デンマーク
3、オーストリア
4、ニュージーランド
5、スイス
6、フィンランド
7、カナダ
8、日本(前年は6位)
9、ベルギー
10、ノルウェー
・
52、韓国
101、アメリカ
108、中国
153、ロシア
153、北朝鮮
近所の畑のニラに花が咲いている。ずいぶんの畝の長さであり、種を取るのだろうか。漢方では乾燥した種子「韮子(きゅうし)」を強精・下痢止めなどに用いるとか。
ニラには独特の匂いがある。この匂いの原因物質は硫化アリル(アリシン)などの硫黄化合物である。この独特の匂いから、名(ニラ)の由来に”においきらう(香嫌)”から”ニラ”に変化した説がある。食べて美味しいから”みら(美辣)”が”ニラ”となった説もある。古い時代(古事記・万葉集)では加美良(かみら)・久々美良(くくみら)→みら、と呼ばれている。因みに、「韮」は春の季語で、「韮の花」は夏の季語である。
ニラ(韮、韭)
ユリ科(ヒガンバナ科)ネギ属
多年草
緑黄色野菜
原産地は東アジア
古い時代(弥生時代?)に渡来
開花時期は8月~10月
花は半球形の散形花序で白い小花を沢山付ける
花弁が6枚に見えるが、花弁は3枚で苞が3枚
子房には黒色の小さな種ができる