文部科学省は、小学6年と中学3年を対象として4月に実施した2014年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した(8月25日)。2年連続の全員参加方式で、全国の国公私立約3万校の約200万人が受けた。国語と算数・数学の2教科で、基礎知識を測る「A問題」と、応用力をみる「B問題」が出題された。試験に合わせ、子供の生活習慣や学校の授業の状況なども調べた。
文科省は、都道府県別の成績では平均正答率の上下5%範囲内に正答率があり、都道府県別に大きな差はみられないと分析し、「学力の底上げが図られた」としている。
因みに、正答率が低かったのは、国語では文章から情報を取り出して適切に説明する力、数学では図形の性質について証明する力などとの事。
◆全国学力テスト平均正答率の上位
小学校6年
国語A 国語B 算数A 算数B
全国平均 73.1 55.6 78.2 58.4
秋田77.4 秋田67.3 秋田85.1 秋田66.2
鳥取77.0 石川62.7 福井83.1 福井64.1
茨城76.9 福井61.8 石川82.5 石川63.6
青森76.6 青森60.5 青森81.3 富山62.0
広島75.9 富山59.5 富山81.1 東京61.2
中学3年
国語A 国語B 数学A 数学B
全国平均 79.8 51.6 67.9 60.5
秋田84.4 福井55.9 福井74.3 福井66.9
福井83.0 秋田55.8 秋田73.0 秋田65.5
富山82.3 富山55.1 富山71.1 静岡63.7
石川81.9 群馬54.2 石川70.9 富山63.3
群馬81.1 石川53.7 静岡70.9 石川63.4
スポーツセンターに隣接する駐車場のヤマボウシに沢山の実が付いている。赤い実が多いがまだ緑や黄色がある。いつも実が赤くなってから撮ろうと思うが思った時にはもうない。・・鳥に食べられてしまう。
果実は球形(径1cm~3cm)の集合果で、秋に赤く熟す。果実は食べられ、マンゴーのような甘さがある。近縁にハナミズキ(別名アメリカヤマボウシ)があるが、ハナミズキの果実は集合果ではなく、個々に分離した果実である。
ヤマボウシは、春の花、秋の赤い果実と紅葉にと楽しめる樹なので庭木や公園・街路樹などに利用される。
名(山法師:ヤマボウシ)の由来は、中心の丸い花穂を坊主頭に、白い総包片が白い頭巾を連想させ、これを比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえたことから。別名に、山桑(やまぐわ)があるが、果実の表面が桑の実の様にブツブツしているからと言う。
ヤマボウシ(山法師、山帽子)
別名:山桑(やまぐわ)
ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属
落葉中木
開花時期は6月~7月
秋の紅葉は綺麗で、丸い赤い実も熟す