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日本の国際競争力は6位を維持、巨額政府債務が重い

2015-11-07 | 社会・経済
 世界経済フォーラム(WEF)が発表した2015年版の「世界競争力報告」によると、日本の総合順位は前年と同じ6位だった(9月30日)。世界のトップ3位は、前年と同じで、スイス、シンガポール、米国の順だった。
 世界経済フォーラムは各国の政官財の指導者が集まる年次総会「ダボス会議」の主催団体。「競争力報告」は1979年から発表している。現在の評価基準は2005年からで、6位が最高位。
 日本は個別項目で小幅な上昇・低下があり、全体で横ばい。インフラ・教育・健康などの評価が高いが、財政赤字と公的債務の大きさが最下位・最下位(140ヵ国・地域)に近い順位で全体を押し下げている。
 ◆各国・地域の競争力
 順位(前年) 国・地域
 1(1) スイス
 2(2) シンガポール
 3(3) 米国
 4(5) ドイツ
 5(8) オランダ
 6(6) 日本
 7(7) 香港
 8(4) フィンランド
 9(10) スウェーデン
 10(9) 英国
 ・
 15(14) 台湾
 26(26) 韓国
 28(28) 中国

 曇り空。気温は低く、昨日より最高気温が7-8℃程低いとの予想。そう言えば、明日(11月8日)は立冬(りっとう)だ。立冬とは、冬の始まりで、朝夕が冷え・日中の陽射しは弱まり、初霜が降りて来る。
 昨日は青空が広がり、散歩びよりだった。道沿いの畑で、”キクイモ”の花がまだ咲いていた。”キクイモ”は、イモができる品種とできない品種(イヌキクイモ:犬菊芋と言う)があり、両者に外見にほとんど差異がない。開花期が少し異なり、犬菊芋(いぬきくいも)は7月~8月頃の開花、菊芋(きくいも)は9月~10月頃開花。
 畑のは、イモができる”キクイモ”。10月末頃に地中に塊茎を作り、収穫できる。繁殖力はとても強く、掘り残した小さな芋でも翌年には大きく成長する・・雑草の様だ。
 名(キクイモ:菊芋)の由来は、文字通り、黄色い菊の様な花が咲き、生姜に似た芋(いも・根茎)ができるから。因みに、原産地は北米大陸で、ヨーロッパを経由して江戸末期に日本に伝来した。
 キクイモ(菊芋)
 別名:唐薯(からいも)、八升芋(はっしょういも)
 学名:Helianthus tuberosus(菊芋)
    Helianthus strumosus(犬菊芋)
 キク科ヒマワリ属
 落葉性多年草(高さ2m前後と大型)
 原産地は北米大陸、江戸末期に日本に伝来
 開花時期は9月~10月
 茎頂に黄色の舌状花(10~15枚)、中央に黄色の筒状花
 10月末頃に茎葉が枯れ、根塊を収穫できる