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世界の革新的企業・機関トップ100、日本からは40と世界最多

2015-11-18 | 社会・経済
 国際情報サービス企業トムソン・ロイターが、世界で最も革新的な企業や機関を選出する「トップ100グローバル・イノベーター2015」を公表した(11月12日)。独創的な発明のアイデアを知的財産権で保護し、事業化を成功させることで世界をリードしている企業・機関を年1回の選定している。トムソン・ロイターは、ノーベル賞受賞の可能性が高い人達を「引用栄誉賞」として学術賞授与する企業として知られている。
 同社の選定基準は4項目で、独自に保有する世界最大規模の特許関連のデータを基に、この5年間に100件以上の特許を取得・登録した世界の主な企業・機関を対象に
  取得特許数
  取得成功率:申請数に占める取得率
  グローバル性:世界主要市場での出願特許など
  影響力:他社の発明・開発の引用頻度など 
    トップ100以内の順位、個々の選定理由の詳細は明らかにしていない
 これによると、日本から40企業・機関が入り、2年連続世界最多(一昨年28、昨年39)。うち、12企業・機関が今年初めて選ばれた。日本が界最多になったのは、特に「成功率」が高く、日本企業・機関の国際的な特許取得への努力が実を結んでいる、と言う。しかし、上位を占める半導体・電子部品製造分野は、重要な役割を担っているが、コンピュータの機能や性能を拡張するための技術統合や利活用により、本分野全体のイノベーション活動は急な減速を見せている、との評。
 2位は米国(35企業・機関)、3位はフランス(10企業・機関)、4位はドイツ(4企業・機関)、5位はスイス(3企業・機関)・・で、アジアでは韓国から3企業・機関が入っている。

 今日の天気は曇り。気温は低くなく、寒さを感じない。
 マンション前の小さな庭で、”セキチク”が植えられており、赤・白の花が咲いている。一部で枯れていたからもう花期は御終いかな。
 ”セキチク”はナデシコ科ナデシコ属なので、単に”ナデシコ”と呼ばれることもある。でも”ナデシコ”のうち、中国原産の観賞用の品種を”セキチク(石竹)”と呼ぶ様だ。これから、別名に”唐撫子(からなでしこ)”がある。
 万葉集には”ナデシコ”の中国からの渡来を思わせるウタがあり、枕草子に「唐撫子(からなでしこ)」の名が見え、平安時代には”セキチク”が伝来していたことが分かる。
 セキチク(石竹)
 別名:唐撫子(からなでしこ)
 ナデシコ科ナデシコ属
 耐寒性多年草
 開花時期は5月~10月
 花は茎頂に付く、花弁は深く裂けずにギザギザ
 花色は白・紅・桃・赤紫など。中心部分の色が違うものもある。