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スパコン「京」、グラフ解析性能で2期連続して世界一

2015-11-21 | 科学・技術
 理化学研究所らの国際共同研究グループ(理研、東京工業大学、アイルランドのユニバーシティ・カレッジ・ダブリン、九州大学、富士通)は、「Graph500」において、スーパーコンピュータ「京」が、世界1位を獲得したと発表した(11月18日)。
 「Graph500」は、ビッグデータなど複雑な現象分析・処理を行う「大規模グラフ解析」で高い能力を示す指標でのスーパーコンピュータの国際的な性能ランキングである。複雑な計算を行う速度で評価され、計算速度だけでなく、アルゴリズムやプログラムを含めた総合的な能力が求められる。
 「Graph500」の、2014年11月はローレンス・リバモア研とIBMのスパコン「Sequoia」が1位だった、2015年7月に「京」が第1位を獲得し、半年後の今期でも1位を獲得して2期連続の1位となった。今回の結果は、「京」がビッグデータ解析に高い能力を有していることの証左だ、と言う。
 計算速度でのスーパーコンピュータを評価する「LINPACK TOP500」では、「京」の現在(2015年11月)のランキングは第4位である。首位は、6期連続で中国・広州国立スーパーコンピューターセンター「Tianhe-2」(天河二号)で、33.8627PFLOPS(Linpack Benchmark)、「京」の約3倍の計算速度である。
 ◆「Graph500」の上位
 順位 システム  設置場所   ベンダー 国名 ノード数 プログログラム GTEPS
     名称                        スケール
 1  K Computer 理研      富士通  日  82.944  40       38.621
          計算科学研究機構
 2  Sequoia   ローレンス   IBM   米  98.304  41       23.751
          リバモア研
 3  Mira     アルゴンヌ研  IBM   米  49.152  40      14.982
 4  JUQUEEN   ユーリッヒ研  IBM   独  16.384  38       5.848
 5  Fermi    CINECA      IBM  伊  8.192   37      2.567
 6  天河2A    国防科学技術大学 NUDT 中  8.192   36      2.061

 今日は曇りに近い晴れ。とても雲が多い。気温は低く、11月中旬の平年並み・・でしょう。暖かい日が多かったから寒く感じる。日の出前に起床した、朝焼けがとても綺麗・・パチリと写真を。

 早朝の散歩で、群生する”ハキダメギク”が花を咲かせている空地で、少し場所が違うが、”ノボロギク”の群生がある。花が咲いており、白色毛状の冠毛となっているのもある。
 名(ノボロギク:野襤褸菊)の由来は、「野に咲く襤褸菊」から。ボロギク(襤褸菊)は別名をサワギク(沢菊)と呼ばれ、山の沢沿いなどの湿気の多い日陰に生息する。その名の由来は、果実期の冠毛がぼろ(襤褸)のように見えることからと言う。花は黄色で、普通の菊の花のようである。
 ノボロギク(野襤褸菊)
 キク科キオン属
 原産地はヨーロッパ
 世界中に帰化し、日本では明治始めに渡来して帰化
 一年草又は越年草
 丈は20cm~50cm位、茎は中空で多数に分枝して株を形成
 主な開花時期は5月~8月、積雪地以外ではほぼ通年で開花
 花は黄色の頭状花、自家受粉する