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ノーベル賞化学賞は仏米蘭3名に、分子マシン開発など

2016-10-06 | 学問
 スウェーデン王立科学アカデミーは、2016年のノーベル賞化学賞を仏米蘭3氏に贈ると発表した(10月5日)。
 受賞理由は、分子機械の設計と合成。電気や光などの刺激によって微細な分子を機械のように動かすことに成功した。将来は分子で作ったコンピューターなどへの応用が期待されている。
  仏・ストラスブール大のジャンピエール・ソバージュ名誉教授(71)
  米・ノースウエスタン大のフレーザー・ストダート教授(74)
  蘭・フローニンゲン大のベルナルド・フェリンガ教授(65)
 分子機械は髪の毛の太さの1000分の1程の大きさで、有機化合物などで作られる。ソバージュ氏は独自の合成法を考案し、1980年代、2つの輪状の分子が知恵の輪のようにつながった集合体をつくった。ストダート氏は棒状の分子に輪が通った構造の集合体を効率よく作る方法を開発。輪を上下に動かせるようにし、分子エレベーターを作製した。フェリンガ氏は回転する分子モーターの作製に成功した。これらはいずれもより複雑な分子機械を作るための基本的な部品となるものである。

 天気は晴れ。少し雲がいいけど。
 道横で見つけた”シロバナホトトギス”、鉢植えで大きく育って、花が咲いている。名(ホトトギス)の由来は、花弁(はなびら)の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ているからと言う。鳥のホトトギスは「不如帰」と書き、植物のホトトギスは「杜鵑草 、杜鵑」と書く。
 ”シロバナホトトギス”は花弁の斑点がなく、真っ白だ。園芸種のようだ。シロバナの自生種もあり、ヤマホトトギスの白花種で”シロバナヤマジノホトトギス”と呼ばれる。
 シロバナホトトギス(白花杜鵑草)
 ユリ科ホトトギス属
 夏緑性多年草、雌雄同花
 日本・東アジア原産
 開花時期は8月~11月
 花は径数cm程で、上向きに咲き、花弁は6枚
 花弁は白
 斑の入らない(真っ白)もの、紫色単色・黄色のものなどがある