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ノーベル賞経済学賞に米大学の教授2氏、契約理論に関する研究で

2016-10-12 | 学問
 スウェーデン王立科学アカデミー(Royal Swedish Academy of Sciences)は、2016年のノーベル経済学賞(Nobel Prize in Economics)を、オリバー・ハート(Oliver Hart)氏とベント・ホルムストローム(Bengt Holmstrom)氏に授与すると発表した(10月10日)。授賞理由は、契約理論に関する研究。
  オリバー・ハート教授:米ハーバード大学、英国出身
  ベント・ホルムストロム教授:米マサチューセッツ工科大学(MIT)、フィンランド出身
 ノーベル賞の選考委員会は、授賞理由について「『契約論』は、会社の経営から法律まで多くの分野に影響を与えた。彼らの業績のおかげでわれわれは契約を結ぶ当事者の間で資産の権利などがどのように割り当てられているかを分析する手段を得た。民間市場や公共政策においてどのように契約が作られるべきか新たな考え方を提示してくれた」としている。

 今日は良い天気。でも気温は高くなく、最高気温20℃以下、秋到来を感じる。
 道路の横に広がる雑木林、色々な植物が折り重なる様に茂り、緑の壁を作っている。この中に、赤い実が見えた。”クコ”の赤い実だ。花もまだ咲いている。”クコ”は実や葉を利用するために、野菜のように畑で栽培されているか、トゲがある灌木だから塀に利用されているのか、と思っていたので、野生化したもの?と驚いた。
 ”クコ(枸杞)”は、「海岸、河原、田畑の畦、空き地の周囲など、人の手が加わりやすく、高木が生えきれない環境によく生える。ある程度湿り気のある水辺の砂地を好む。」とある、湿気のある所が好きなんだ。
 赤い実は、長径2cm前後の楕円形である。この果実はそのまま食べたり、焼酎に漬け込んで薬用酒(クコ酒)として使われる。ドライフルーツとしても利用され、お粥に入れたりもする・・お粥の中に見える赤い実はクコ。
 クコ(枸杞)
 学名:Lycium chinense
 ナス科クコ属
 落葉低木
 原産地は中国
 日本では平安時代から、薬草として利用されている
 開花時期は8月~10月
 花は5弁花で径1cm位、花色は薄紫色
 果実は秋に熟し、鮮やかな赤色となる