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世界のCO2排出、2017年は3年ぶりに増加

2018-03-24 | 環境
 国際エネルギー機関(IEA)の速報で分かった、「エネルギー消費に関わる二酸化炭素(CO2)排出量実績が、2017年は3年ぶりに増え、過去最高の325億トンになった」(3月22日)。IEAが発表した「グローバルエネルギー&CO2ステータスリポート2017」から。
 世界経済が好調で、化石燃料の消費が拡大したため。2017年のエネルギー需要は、石油換算で140億5千万トン(前年比2.1%増)に達した。増加分のうち、3分の2はアジア由来で、うち4割超は中国とインド由来である。このため、CO2排出量が前年比1.4%増加し、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の目標達成のハードルは高まった。
 これに対し、CO2を減らしたのは日本・米国・英国・メキシコなど。米国は石炭から天然ガスへの移行、日本は再生エネや原発再稼働などが寄与している。
 ◆世界の二酸化炭素(CO2)排出量  IEAの統計ベース
 2015年
 順位  国名  単位:百万トン
 1   中国  9,040.74
 2   米国  4,997.50
 3   インド 2,066.01
 4   ロシア 1,468.99
 5   日本  1,141.58
 6   ドイツ  729.77
 7   韓国   585.99
 8   イラン  552.40
 9   カナダ  549.23
 10  サウジアラビア 531.46

 天気は晴れ。気温が高くなり、最高気温10℃超え。でも風が少し強く、麗らかな感じではない。
 マンションの玄関前の鉢に、”ベロニカ・オックスフォードブルー”の花が咲いている。良く見ると、”オオイヌノフゲリ”の花にとてもよく似ている。両者はゴマノハグサ科クワガタソウ属の近縁種だから。その違いは、”オックスフォードブルー”の方がやや花径が大きく花色が濃いという違いかな。
 ベロニカは約200~300種の多年草である。”ベロニカ・オックスフォードブルー”は、その中の這い性品種であるペドゥンクラリス種(Veronica peduncularis)から作出された園芸品種である。
 ベロニカ・オックスフォードブルー
     (ベロニカ・ペダンクラリス)
 別名:ジョージアブルー
 オオバコ科クワガタソウ属
 学名:Veronica umbrosa 'Georgia Blue' ('Oxford Blue')
 代表的な原産地はヨーロッパ
 開花時期:3月~6月
 花径は10~15mm
 花弁は4枚のように見えるが、花冠の深い切れ込みからで、基部で一つに繋がっている。
 花冠は品種名の由来にもなっている深いブルーで、基部は白くなり、中心には2本の雄しべと1本の雌しべがある