日本を含む国際共同チームは、健康リスク(健康を脅かすリスク)の研究結果を発表した(発表は英医学誌ランセット)。
チームが解析したのは、喫煙や飲酒など生活習慣のリスク、空腹時高血糖や高血圧など代謝に関わるリスク。195の国と地域のデータを基に、それぞれのリスクが2017年の1年間にもたらした死者数など健康への影響の大きさを推計した。
最も影響が大きかったのは、高血圧で死者数は1040万人に上った。次いで喫煙で死者数は710万人。3位は、空腹時高血糖で死者数653万人だった。
因みに、世界保健機関(WHO)は、国民の所得の多い先進国と所得の低い途上国との医療格差が大きいとし、米国や欧州、日本など先進国では、死亡につながる危険因子として、喫煙・高血圧や過体重・肥満を上位に挙げている。途上国では低体重児・高血圧や安全でないセックス(エイズなどの感染)が上位になっている。
◆世界規模の健康リスク
2007年
1位:高血圧
2位:妊娠期間が短いことによる低出生体重
3位:喫煙
4位:子どもの発育不良
5位:妊娠期間の割に出生体重が小さいこと
2017年
1位:高血圧
2位:喫煙
3位:空腹時高血糖
4位:高い体格指数(BMI)
5位:妊娠期間が短いことによる低出生体重
◆日本の高血圧性疾患による死亡数(平成27年(2015年)の1年間)
厚生労働省発表の「人口動態統計の概況」による
高血圧性疾患による死亡数は6, 726人
性別:男性2,605人、女性4,121人
内訳:高血圧性心疾患および心腎疾患が3,213人、その他の高血圧性疾患が3,513人
平成27年(2015年)の日本の死亡数は129万人
死亡数の死因順位
(1)がん(37万131人)
(2)心疾患(19万5933人)
(3)肺炎(12万846人)
(4)脳血管疾患(11万1875人)
(5)老衰(8万4755人)
チームが解析したのは、喫煙や飲酒など生活習慣のリスク、空腹時高血糖や高血圧など代謝に関わるリスク。195の国と地域のデータを基に、それぞれのリスクが2017年の1年間にもたらした死者数など健康への影響の大きさを推計した。
最も影響が大きかったのは、高血圧で死者数は1040万人に上った。次いで喫煙で死者数は710万人。3位は、空腹時高血糖で死者数653万人だった。
因みに、世界保健機関(WHO)は、国民の所得の多い先進国と所得の低い途上国との医療格差が大きいとし、米国や欧州、日本など先進国では、死亡につながる危険因子として、喫煙・高血圧や過体重・肥満を上位に挙げている。途上国では低体重児・高血圧や安全でないセックス(エイズなどの感染)が上位になっている。
◆世界規模の健康リスク
2007年
1位:高血圧
2位:妊娠期間が短いことによる低出生体重
3位:喫煙
4位:子どもの発育不良
5位:妊娠期間の割に出生体重が小さいこと
2017年
1位:高血圧
2位:喫煙
3位:空腹時高血糖
4位:高い体格指数(BMI)
5位:妊娠期間が短いことによる低出生体重
◆日本の高血圧性疾患による死亡数(平成27年(2015年)の1年間)
厚生労働省発表の「人口動態統計の概況」による
高血圧性疾患による死亡数は6, 726人
性別:男性2,605人、女性4,121人
内訳:高血圧性心疾患および心腎疾患が3,213人、その他の高血圧性疾患が3,513人
平成27年(2015年)の日本の死亡数は129万人
死亡数の死因順位
(1)がん(37万131人)
(2)心疾患(19万5933人)
(3)肺炎(12万846人)
(4)脳血管疾患(11万1875人)
(5)老衰(8万4755人)