藤野さんは1937年生まれ(上川管内東川町)ですから、ことしで70歳のはずですが、毎年2回ほど個展をひらき、さらに美術文化協会、新道展でも大作を発表しています。信じられないパワーです。
作品は「藤野ワールド」とでも呼びたくなる、宇宙的な広がりがある抽象画。抽象といってもぜんぜんむつかしいものではなく、一緒にその空間であそびたくなってきます。
今回は新作旧作おりまぜての個展。
新作で、案内 . . . 本文を読む
(承前)
京都に行ったのは、1998年に道立近代美術館で開かれた「大本山相国寺・金閣・銀閣寺宝展」の取材で出張したとき以来ではないかと思う。
もっとも今回は滞在わずか数時間。
博物館から京都駅までは徒歩で戻ることにして、わずかでも京都の空気を肺腑(はいふ)に吸い込もうと努めた。
20分以上かかるが、バスは観光客でえらい混雑なので、ぶらぶらと歩いてちょうどよいぐらいであった。
ところ . . . 本文を読む
日本工芸会東日本支部が主催するこの展覧会、ことしから題名が変わりました。
題は変わっても、陶芸、染織、漆芸、金工、木工・竹工、人形、諸工芸(主に七宝、ガラス)の各分野で、きわめて高い質の作品が出品されていることは、従来と同じです。
ことしは712点が搬入され、入選した403点と遺作2点が展示されています。以前も書いているが、正会員・準会員の作品も審査され、とくに出品者の多い陶芸分野では落選 . . . 本文を読む
気のきいた人なら、CAIが主催する地鎮祭パフォーマンスとか、ダム・ダン・ライさんのパフォーマンスとか、切り絵作家福井利佐さんのセミナーとかに出かけているんだろうけど、筆者は仕事。
というか、ダム・ダン・ライさんの展覧会には行けそうにない。すいません。週末はバスの便が少ないのだ(と、いいわけ)。
出社前に、趣味の郷ギャラリーと富士フイルムフォトサロンをのぞき、クラフトAger(アゲル)に . . . 本文を読む
1日でまわったギャラリーの数としてはいささか少なめ。
東西線を西28丁目でおり、ジェイアール北海道バスの山の手環状線に乗りついで、山の手7の7で降車、ギャラリー山の手で藤野千鶴子展を見る。
「ふもと橋」からバスに乗ると、東西線の西宮の沢駅行きだった。
地下鉄に乗り、円山公園駅から「宮の森シャンツェ」行きバスに乗りつぎ、宮の森2の17で降車。そこから小別沢トンネルに向かって、「やぎや . . . 本文を読む