1年おきに時計台ギャラリーで個展をひらいている札幌の山崎さん。おおむね写実的な画風です。前回の個展では、空から見た風景が中心でした。
今回も、はるか上空から見下ろした景色が題材の絵もありましたが、空や雲海をメーンに据えた作品が多く展示されていました。
空や雲は、距離感がつかめず、メリハリのない題材ともいえるので、作品に仕上げるには結構大変だったと思います。
また、正方形のキャンバスを45 . . . 本文を読む
飯沢さんは空知管内長沼町の七宝作家で、道展会員。
以前から、星座をテーマにした平面作品が多かったのですが、ついに88ある星座すべてを作品化したそうです。
星占いでよく知られている黄道十二宮ぐらいなら取り上げる人もいるでしょうが、日本では見ることのできない南天の星座も含め、すべてを作品化したというのはすごいと思います。偉業といってよいのではないでしょうか。
古代ギリシャから伝わる有名な星座は . . . 本文を読む
片っ端から展覧会を見ている筆者ですが、ナントカ教室展の場合はパスすることもけっこうありますし、見たとしても短時間で済ませることも少なくありません。そして、大半は、エントリを書かないままです。
ただ、今回の「木芽会」展は、いい意味で裏切られたので、ちょっとだけ書きます。
この会は、札幌の日本画家、伴百合野さんの教室展なのですが、筆者は4年前にもこの展覧会を見ているのです。
筆者の記憶では、そ . . . 本文を読む
それにしても、じぶんがこんなに浮世絵好きだったとは、われながら意外だった。
なんたって、今回の旅行では、東京に泊まったのに、東京ではひとつも展覧会を見ないで、わざわざいわきまで来ているんだから。
この展覧会は、昨年5月、東京の太田記念美術館を皮切りに、金沢、萩(山口)、名古屋、神戸と巡回し、いわき市立美術館の会期も4月12日-5月18日となっている。残るは、6月1日-7月13日の長崎県美術館 . . . 本文を読む