絶景! . . . 本文を読む
昨年夏ひらかれた、コンチネンタルギャラリーによる同名の企画展の第2弾。
地元から造形作家の阿部典英、陶芸家の下沢敏也が引き続き出品し、あらたに、艾沢詳子がくわわった。
一方、本州からは、日本を代表する陶芸家である鯉江良二が参加。
「北海道」プラス「本州の前衛陶芸家」という図式が固まった。
道内では、うつわを作っている人は大勢いるけれど、鯉江良二のように、陶とは何かを根源から問い続 . . . 本文を読む
濱田さんは後志管内岩内町の画家。
来年80歳を迎えますが、いまなお現場主義をつらぬき、特製のイーゼルを屋外に立ててキャンバスを据え付け、筆を走らせます。
今回の個展は、旧作もふくまれていますが、100号の作品以外はすべて屋外で描かれたもの。
下の画像がそうですが、冬も屋外で-という方針は変わりません。
「波がおだやかな日は海を描かない。おもしろくないからね」
という濱田さん。日本海から吹き . . . 本文を読む
国画会は歴史の古い全国的な公募団体で、絵画、工芸など5部門からなる「国展」を毎年春にひらいています。
以前も書きましたが、全国的な公募展のうち、日本版画協会の版画展を別格とすれば、春陽会と国画会の版画部が古い伝統を持っています。北海道の版画家は春陽に出品する人が多く、国展のほうは岩見沢の木村多伎子さんが孤軍奮闘という状態でしたが、近年は道都大学生やOB、道展会員らの出品が急増しています。この春 . . . 本文を読む
根室管内別海町で、酪農ヘルパーのかたわら写真を撮っている佐藤弘康さんの、札幌では初めてとなる個展。
乳牛を世話する家族の表情などが、モノクロとカラーでとてもいきいきととらえられています。
道内の人はご存じかと思いますが、酪農の仕事は早朝から乳搾りがあって、たいへんです。もっとも、早朝から夕方まで働きづめ-ということではないのですが、なにせ生き物が相手なので、1日も休むわけにはいきません。
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北海道新聞08年7月19日空知版から。
【三笠】芸術や文化の理解を深め文化活動への参加を促す「アートプロデューサー養成講座(美術編)」(北海道文化財団主催)が15、16の両日、ミカサ・モダンアートミュージアム(市内幌向町3)で行われた。
初日は、三笠出身の美術家でパリ国立高等美術学校教授の川俣正さん(54)が、アパートなどの建造物に廃材を張り合わせ異質な空間を作った作品や、さまざまな人た . . . 本文を読む
大城さんの2年ぶりの個展。抽象画と具象画の両刀遣いです。
「どちらかに絞っては」
と周囲から言われるそうですが、ご本人は「両方かいていきたい」と話しておられました。
具象も、春陽会の大ベテラン八木伸子さんを思わせるタッチでまとめた静物画と、風景を描いた比較的大きな作品とがあります。
筆者の個人的好みで言えば、最後のタイプの作品がいちばん好きです。
構図もさることながら、モノトーン中 . . . 本文を読む
連休に働いたので、22日は休み。
市内中心部のギャラリーをいっぱい見て回るつもりだったが、どうもテンションが上がらず、計15カ所で打ち止め。
パセオ光の広場→
ギャラリーエッセ→
紀伊國屋書店札幌本店ギャラリー(H.I.P-A 紀伊國屋プロジェクト)→
石の蔵ぎゃらりぃ はやし→
キヤノンギャラリー(浮雲 青木栄隆写真展)→
北海道銀行札幌駅前支店ミニギャラリー→
札幌時計台ギャラリー(自 . . . 本文を読む
以前、ギャラリー大通美術館で絵画の個展をひらいていた中居栄幸さんが代表をつとめるプロジェクトの初展覧会。
2階の展示のほか、1階入り口ホールでは19-22日、さまざまなパフォーマンスや音楽演奏が繰り広げられていたようだ。
そのタイムテーブルは、北海道美術ネットの表紙(会期終了後「過去のトピックス」に移動)にも書いておいたが、こちらにもあり。
http://blog.livedoor.jp/ . . . 本文を読む
1937年に設立。戦前戦後、日本の前衛美術の一角を担い、現在も公募展をつづけている「自由美術協会」の北海道支部展。
ずっと以前、東京都美術館で見た展覧会は、渋い抽象画が多いなーという印象だったので、道内勢はかなりバラエティーに富んだ作品で会場をにぎわせているといえると思う。
ただ、今回は、欠席者が多い。
昨年の出品者のうち、佐々木俊二、永野曜一、山本昇、和田義雄の4氏の作品が見あたら . . . 本文を読む
(承前)
B室にうつる。
冒頭の画像。
左側の2点は牧輝子「サハラの風 A」「サハラの風 B」。
朱をメーンにしたまばゆい色彩をたくみにまとめている。
右側は深谷栄樹「森のかたち」。
縦に細長い2枚のキャンバスで1つの作品。
深谷さんは以前から木をモティーフにしているが、どんどん抽象化してきている。そのなかに、生命の感覚を出そうとしているようだ。
黒田孝は、地面や空に . . . 本文を読む
世間では3連休だったようだが、筆者はそのうち2日が仕事。あとの1日は家族と過ごしたので、あまりギャラリー回りはできず。
3日間で行ったのは
GALLERY WORKSHOP YO
札幌市民ギャラリー(日本水彩画会北海道支部展他)
法邑(G.A.A.L Exhibition すでに紹介済み)
nico hanaagura
江別市セラミックアートセンター(モノのココロ サッポロクラフトTAG20 . . . 本文を読む
とてもおもしろそうなスライドショーのご案内が来たので、一部もう手遅れですけど、告知いたします。
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北海道で開催するスライドショーの旅。いま、最も注目される若手写真
家が、それぞれにスライドショーという表現の可能性に挑み、客席との
親密な交わりのなか、写真を巡る新しい場を創ることを目的としていま
す。
企画・(株)赤々舎
参加予定写真家・浅田政志、ARIKO . . . 本文を読む
札幌でも蒸し暑い日々がつづいています。
北のクラフトプロジェクトいぷしろんの、このたびの提案は、下駄をはいて夏をすずしくすごそう! というもの。
冷房をガンガンきかせるよりも、昔の人の知恵によってすずしく暮らすというのは、ecoの風潮にも合っていて、良いことだなあと思います。
ただ、筆者が当初イメージしていたのとちょっとちがって、昔の北大恵迪寮生がはいていたようなのはあまりなくて、女性向 . . . 本文を読む