参院選の期日前投票をしようと思い、各党派の主張を東京新聞で見た。小泉政権来、安部政権までかつての欧米の植民地を敵視する政策を強化したため、それまで友好的だった国の人たちから敵視され、日本人であるだけで殺されるようになった。だから、このような状態を招いた危険な政権を退場させる統一候補に投票する。
朝堂院大覚総裁率いるJRP テレビに出演している「週間金曜日」の平井編集長が日本会議という改憲団体の創始者に当たる一水会の鈴木氏に面談した様子がネットで見られた。鈴木氏は成長の家の寮から早稲田大学に通っていたという。一水会というのは私が瀬戸内寂聴尼を誘って米軍空爆下のイラークに1991年4月に行った時、一水会の人も行ったことが報じられていた。パパ・ブッシュ政権は得意のマッチポンプでイラークのフセイン政権をそそのかして、クウェートに侵攻させておいて、悪魔退治とマスコミによって己れの行動を正当化してイラークを空爆した。日本のマスコミはこぞって米国の空爆を正義の戦いと持ち上げたが、私はその傾向を憂慮し、間違った判断の大勢に一石を投じるつもりで空爆の被害者、特に子供たちに薬を届けた。いかに米国ブッシュ政権が悪事を働いているかということを証明する本「寂聴イラクをゆく」を1991年12月に出版した。その本のなかで私と同じ世界観と思われる一水会について触れているかと思って見たがPAN などについてしか、触れていなかった。
昨７月１日、帝京病院でビスフォスフォネート系のランマーク皮下注射をしてきた。月一回のペースであるが、実際には、４週ごとの金曜日に行く。PSAは前回の６月３日の２．１６４よりさらに低下して１．５９だった。主治医に、ホルモン治療が効かなくなる前に、ホルモン注射と経口の薬をいったん止めて、また数値が上昇して来たら再開してはどうかと聞いたら、１０分の９の悪性腫瘍だからそれはしないほうがいいと言われた。そのあと、午後一番に整形外科で背中の痛みを診てもらったところ、「歩けるようになって良かった、背中の痛みは、骨ではなく、横の筋肉だからそれを鍛えるように」と言われ、ひと安心した。