地名ちょこっと紹介
【海部郡】愛知県
あまぐん。
これは難読地名ですよね。
もう亡くなられたが、名古屋市出身の海部俊樹首相を「あまとしき」と読む人いますか?
「かいふ」と読みますよね。
NHK朝ドラで大ヒット作となった「あまちゃん」のおかげで「海女」をかいじょ
とかかいにょ、とか読む人は皆無になったのでは?
あまぐんは、海女郡と書かない。
海部郡です。
位置は、愛知県の南西部、岐阜県と三重県に接する地方です。
現在、大治町、蟹江町、飛島村が海部郡に属す。
平成の合併で海部郡の3つの町が「あま市」として誕生したが、このあま市を漢字で書けば「海部市」となる。
でも、誰も読めないのであえてひらがなの「あま市」と命名されたのです。
この海部郡、古代では木曽川や長良川の西側まで広がってました。
現在、岐阜県側に海津市があるが、本来は海部郡でした。
「海部」は、木曽川などの河川と伊勢湾との海岸が交わる部分という意味なのではないか?と思います。
この考えは、甘し?
▲「海部郡」
実は古代の豊後国にも存在した。
現在の大分県の佐伯市や臼杵市など県の南東部の海岸地域で、
読みは「あまべ」でした。
あま+べ。
この部は人々、集団という意味。
海辺に住む人々、海の辺が海部になったのではないでしょうか?
この考えも、甘し?
いや、海の水は辛いぞ!
▲「海部郡」
もう一つ、阿波国、現在の徳島県にも存在した。
徳島県の南端の海岸地域の海陽町、牟岐町、美波町などの町です。
ただし、読み方は「あまぐん」じゃなくて
「かいふぐん」。
なぜ、こちらは「あま」と読まないのか、理由は不明だが、
海部川、海部山地も「かいふ」と呼ばれる。
険しい山々があり、海運も盛んだったそうなので
「あま」などと甘いことを言ってられる環境じゃなかったから、
と、思えてくる
この考えは、「甘っちょろい」ですか?
阿波国だけに、
泡を食う…
次回は元日の夜に
あわいましょう
Φ(*^ひ^*)Φ
街道歩きをすると、犬も歩けばじゃなくて、難読地名に当たることが多い
例えば、佐屋街道。
桑名市から熱田神宮まで歩いた
「鯏浦」
↓
「神守」
↓「烏森」
↓「五女子」
↓
「尾頭橋」
いずれも難読!
でも、これも街道歩きの楽しみの一つです。
Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ
NHKの朝ドラ、
現在は「おむすび」が放送されてる。
おむすびと言えば、我が輩どこかに出かけるときは必ずおにぎりをつくる。
街道歩きにしろ、山城登りにしろ、どこで昼を食べられるかわからない。
現地調達が無理な場合もある。
だから、おにぎりは必須なのである。
我が家には梅の木があるので、生前母がたくさんの梅干しをつくってた。
それを今、おにぎりの具として食べてます。
なお、ドラマのほうはあんまり面白くない。
橋本環奈さん頑張ってるだけにちょっと残念だなぁ…
というか、ドラマのタイトルは
おむすび、じゃなくて
おにぎり、のほうが親近感あるのですが…
朝ドラの再放送も見てます。
☆「カムカムエブリバディ」
3年ぶりですが、何回見ても素晴らしい。
基本的に再放送は見る気しないが、これは別。
毎回涙なしでは見られない。
主題歌のアルデバランが泣かせるメロディーなのですよね。
☆「カーネーション」
こちらはNHKBSで再放送されてる。
初見なので新鮮。
面白い。毎回面白い。
尾野真千子さん、いい演技してますね。
数年前、岸和田城に行った時に岸和田駅前の商店街にコシノヒロコさんの店がありました。
この店はもう閉店したと、風の便りに聞いた。
当時、このドラマ見てなかったのが残念でならない。
見てたらドラマ関連の場所を巡ったのに。
Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ
いろいろあった2024年。
今年も終わりです。
まさか予想だにしなかった年末となりました。
今は複雑な境地です。
地名夜話、今回で今年の配信は終わります。
1年間おつきあいありがとうございました。
来年も宜しくお願いします。
どちら様も良い年を迎えられますように
お祈り申し上げます
ちなみに、青春18切符を買いました。
年末年始は電車に揺られて西へ東へ旅するつもりです。
なので、年末大掃除も正月気分も無し。
独り身となったので、これでいいでしょう。
次回は元日の夜、さてどこから配信してるだろうか?
馬《●▲●》助ヒヒーン♪