馬ひでの助

街道歩き&城廻りの記録、
そして滋賀県情報&つぶやき
β《#^ひ^♯》でヒヒーン

地名夜話【樫原宿】

2023-04-30 23:09:45 | 歴史地理
地名ちょこっと紹介
【樫原宿】京都市西京区
↑難読地名です。
かしはら、と読みたいけど、
「かたぎはら」と読むのが正解。
て、こんな難読地名の宿場はどこにあるの?
と、思われた方多いと思う。
今はあまり知られてないが、江戸時代は物集女(もずめ)街道と山陰街道が交差する交通の要衝にある宿場でした。
我が輩、山陰街道歩きで樫原を通過しました。
昔の宿場の雰囲気が残っていて道路が狭い。
この細い道を路線バスが頻繁に通っていて恐い思いしましたよ。
そして、樫原宿を過ぎるといよいよ老ノ坂峠を越えて亀岡市へと入っていく。
本能寺の変では、明智光秀は亀岡からこの老ノ坂峠を越えたのか、それとも少し北側の山の中にある唐櫃越を通ったのか、研究者の意見が二分されてます。
「唐櫃」これも難読で、「からと」と読む。
普通は「からびつ」ですよね。
なぜか、地名としては「からと」が一般的になる。
からうと→からと、に変化したとか?
唐櫃と言えば、米櫃(こめびつ)がその代表。
米櫃に米を入れておくと虫が発生して困るんですよ。
だから、最近は買ってきた米をビニール袋に入れたまま保存してます。
しっかりと口を閉じておけば大丈夫ですが…
話が脱線したが、
「樫原」の由来は、この地区にある三ノ宮神社にちなむ。
樫の森があったので樫原と呼ばれ、「柏原神社」と名付けられたそうです。
つまり、本来は普通に「かしはら」と呼ばれてたわけです。
それがいつの間にか「かたぎはら」に変化した。
想像するに、
樫は堅い木なのでそれを強調するあまり、かたいき→かたいぎ→かたぎとなったのか?
それとも
この地域には源頼光の鬼退治伝説が残されてるので、敵の鬼とからめたのか?
ウ~ン…
ちなみにこの三ノ宮神社の住所は
「樫原杉原町」
て、杉もあるんかい!
さらにこの地域は竹林が多いから竹原とも言えるのですが…
樫原、杉原、竹原、
ついでに松も加えて松原、
さらに、
いやこれ以上増やすと
片腹痛いと言われそうなので
やめとこ。
明後日に続く~
□■□■□■□■□■□■□■□■
Φ(*^ひ^*)Φ
大型連休初日二日はあいにくの天気となったが、観光地は賑わってるようです。
久しぶりのコロナ明けですからね。
日曜日の午前中は朝ドラ再放送「あまちゃん」一週間分をまとめて見てます。
やっぱり面白い。
久慈のうに弁当食べてみたいです。
で、調べたら事前に予約しないと無理なんだとか?
限定品になってるようです。
じぇじぇじぇ!
ダメだべ…
Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ
養老鉄道の「美濃松山駅」
みのうまつやま、と呼んでたのですが、
よく見ると、
「みのまつやま」

みのう、じゃなくて
みの

いやはや…

馬《●▲●》助ヒヒーン♪
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地名夜話「富岡市」群馬県

2023-04-28 23:22:43 | 歴史地理
地名パズル、前回の答え
   鷹
   尾
  朝山 
  倉城
○○○○←加賀県
岡原○
市宿 
↑↑↑↑
群京福三
馬都井木
県市県市
 
 
正解は、『富樫館跡』
詳細は後日
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
地名ちょこっと紹介
【富岡市】群馬県
とみおかし。
群馬県南西部の都市。
というよりも世界遺産「富岡製糸場」が有名で、場所もわかりますよね。
以前にも述べたが、数年前に訪問しました。
直前にレンタサイクルで倒れて怪我をして、血だらけのまま散策。
腕が痛くて見学に集中できなかった。
この時に母への土産として富岡シルクのサポーターを買いました。
先日母の着るものを整理してたら、出てきました。
シルクは暖かくて肌にもいい。
冷え性の人はぜひぜひ。
富岡の由来はよくわかりません。
一般に「崖のある所」という地政学上の由来があるが、はてさて?
我が輩は上信電鉄で訪れたのですが、マップを見ると吉井から富岡までは一部折れがあるもののほとんど一直線になって延びる。
富岡は高田川と鏑川に挟まれた河岸段丘の台地で江戸時代初めに新田開発された土地。
富岡の岡は丘なのでは?
平らな段丘で鉄道を通すのに邪魔する地形や山が無かったのだと思われる。
明治新政府の富国強兵政策もあり、強引に直線の線路を建設したのでしょうね。
知らんけど…
現在の富岡市は平成の合併で、妙義町と合併した。
妙義町は妙義神社が由来。
妙義神社は上州三山の1つ妙義山に鎮座する由緒ある社。
妙義山の由来は、こちらも諸説あり不明。
お坊さんの名前、仏教の妙喜国、明々巍々…などなど。
いずれも奇岩の多い険しい山容にちなむようです。
遭難者が多く、我が輩のような素人が登るのは難しいようで、
某登山アプリで調べたら危険箇所の表示マークがいっぱい。
間違っても登ってみようという
妙義ちくりん
いや、妙ちくりんな考えはやめましょう。
ちなみに群馬県のこの地域には
「妙ちくりん」という店の大福が人気だとか?
どんな味なのか?
突拍子もない妙な味を味わってみたいものですな。
明後日に続く~
□■□■□■□■□■□■□■□■
Φ(*^ひ^*)Φ
こんばん馬!
季刊紙ともいうべき地名夜話です。
「明日から大型連休スタート」
このセリフ、今朝からテレビやラジオで何回聞いたやら。
みんなワクワクしてるようですが、
一年365日、24時間親の介護をしてる我が輩にはゴールデンウィークは関係ねぇわ。
長く続いたコロナ禍も一段落して連休明けから普通の生活をして良い!
という政府のお達しがありました。
大丈夫かな?
Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ
岐阜県の道路を走ってたら、
「小牛」
という交差点を通過した。
普通なら「こうし」「こぎゅう」と読みますよね。
正解は「こうじ」です。
これも難読。
地名の読みは難しい
ちなみに近くで道路小牛してました…
Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ

今年の君子蘭は3鉢咲きました。
6鉢のうち3鉢なので半分の確率です。
 
30年、咲いてくれてます

馬《●▲●》助ヒヒーン♪
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在士八幡神社の藤棚が見頃

2023-04-27 15:44:35 | 近江の史跡
甲良町役場に駐車。

↑甲良豊後守は大工棟梁で二条城、江戸城や日光東照宮建築に携わりました


公園には高虎公の残念石が。
在士地区出身の武将です

藤堂高虎公像。
江戸時代、西国の外様大名が伊勢伊賀という重要な地に領地をもらって栄転出世した大名は高虎公だけです。

そして在士八幡神社
例年ならゴールデンウィークが見頃ですが、今年は少し早い
藤棚、湖東湖北地区ではここが一番最高だと思います

最後は尼子館跡へ
甲良町尼子は、尼子氏の本貫地。
佐々木京極氏の一族で守護京極氏の代官として出雲に派遣され、後に出雲の戦国大名となりました。
かろうじて土塁が残ってます。


この他にも藤堂氏や尼子氏ゆかりの史跡が残ってるので、ゴールデンウィークの史跡散策にオススメです


以上。

馬《●▲●》助ヒヒーン♪


















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ホンシャクナゲ群落(日野町鎌掛)

2023-04-21 15:34:25 | 旅行
滋賀県蒲生群日野町鎌掛。
鎌掛は「かいがけ」と読む。
不定期で御代参街道歩きを投稿してますが、最大の難所はこの鎌掛の峠越え。
詳細は街道歩きで後日までお待ちを。
今回はホンシャクナゲが見頃だというので50数年ぶりに来ました。
前回は満員のバスに揺られて大変だった記憶が。



駐車料は無料だが、協力金400円必要です。


土日は臨時駐車場に停めるしかないと思う。
足に自信のない人は車道(約30分)を歩きましょう。

我が輩は遊歩道の健脚コースを進んだのでほぼ登山。
時間も駐車場から約40分歩きました



でも、遊歩道沿いに間近で散発的にシャクナゲを見られます。


シャクナゲは高山植物なので低い渓流で見られるのは貴重。
群馬県草津町とともに天然記念物に指定されてます。



シャクナゲ群落は渓流の反対側の崖の斜面に生えてるので、遠くから眺めるのみ。
近寄ることは絶対に無理です。



ゴールデンウィークはもう散ってると思いますよ
馬《●▲●》助ヒヒーン♪
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宇治平等院の藤棚

2023-04-18 14:31:32 | 山城国の史跡
宇治平等院の藤が見頃だというニュースを知って、急ぎ向かいました。

宇治駅前の茶壺

駅近くの銀行前に
宇治代官所跡の石碑


京都代官小堀氏と信楽代官多羅尾氏が兼務したと書いてある。
どちらも近江ゆかりの家柄ですね。

宇治橋

来年の大河ドラマにちなんで
宇治を訪れる人が増えるだろうね

道標を見ると避けて通れない
病気です

そして、平等院へ。


平日だが受付前に行列が。

この藤棚は受付入口にあり無料


こちらは園内なので有料の藤棚

ツツジも見事!

鳳凰堂

最近10円玉が足りなくて困ってる

境内には源三位頼政公のお墓も。

合掌!

橋寺放生院

境内に

日本最古と言われる「宇治橋断碑」
残念ながら内部を見学させてもらえなかった。
いつかリベンジします

最後は

抹茶ソフトクリーム

お疲れサン

というか、京都の観光地は外人さんばっかり!
着実にころな前に戻ってきた

馬《●▲●》助ヒヒーン♪

















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【御代参街道】14、朝日大塚駅~ガリ版伝承館

2023-04-12 14:25:00 | 御代参街道
2020年6月7日
16時を過ぎました
冬ならもう日没ですが、夏はまだまだ明るい。





この広場の横に







ここまで大塚町


行者堂の森を抜けると
岡本町です


行者堂と岡本集落までは直線の道を曲がって入るようになってるが、
本来は曲がらずに南下して集落に入る道があった。
おそらく圃場整備で消滅したのだろう。



集落へ入る



岡本宿内は看板が充実していて宿場の雰囲気を体感できます


ただし、日野町の石原宿と2つの宿で1つの宿場の機能を果たしてたそうな。



ちょこっと寄り道



堀井家の洋館を資料館として改装されてます


我が輩の小さい頃は学校で一生懸命鉄筆でガリガリとセロファン紙に書いて謄写版で刷ったものです。
ローラー式のインクで手を汚しましたよ。

て、謄写版はもう死語かな?

ガリ版は蒲生町出身の堀井さんが発明者。
地元の誇りですな。

続く

馬《●▲●》助ヒヒーン♪


















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姉川古戦場にて

2023-04-06 06:03:53 | 近江の史跡
姉川古戦場の桜は満開!

野村橋は通行止なのでこの前にも駐車できる
彦根藩士の川除奉行の顕彰碑
これは意外でした

対岸下流の岡山(勝山)へ移動
家康の陣地
今年は大河ドラマの影響で訪れる人も多いのでは?



Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ

ランチパックに彦根城が。



馬《●▲●》助ヒヒーン♪




コメント (2)
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