馬ひでの助

街道歩き&城廻りの記録、
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β《#^ひ^♯》でヒヒーン

【河瀬城】彦根市

2022-06-30 23:40:19 | 近江の史跡
宇尾城、蓮台寺城、甘呂城と河瀬氏関連の館城跡を探索してきたが、
今回は本家本元河瀬氏の「河瀬城」を取り上げる

場所は現在の彦根市川瀬馬場町付近。

JR河瀬駅から北上する

水路は堀跡か?と思ってしまう


八幡神社
ここから水路沿いに東へ向かうと

河瀬神社の大きな敷地となる


駅名や学校名など河瀬、住所としては川瀬となっていて河瀬と川瀬の両方が混在している。
河瀬氏は河瀬荘の荘官から武士化して京極氏の配下に成ったとされる。
後に犬上衆の一員として姉川合戦に参加、浅井氏と運命を共にして討死した。

この河瀬氏によって保護されたのが「河瀬神社」で神社から南側付近に城館があったのではないか?と推定されてます。

あくまでも推定なので、城跡の石碑などはありません。


河瀬神社の森
土塁のようなものがあるが…



右手の水路と神社は綺麗に平行する

河瀬神社の鳥居


拝殿
本殿



神社から南の住宅地を見る



現在は新興団地のように整然と区画されてるが、古代の条里制に依拠して現代に受け継がれてる
図の点線で囲んだ地域内に館があっと推測されてる

図の「辻」と表記される地点まで真っ直ぐ南下した。

以上、遺構跡が全くよくわからない河瀬城跡でした。

※図と解説は彦根市教育委員会文化財課作成の文化財シートを参考、引用しました

馬《●▲●》助ヒヒーン♪




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【甘呂城】彦根市

2022-06-16 23:37:34 | 近江の史跡
甘呂城(甘露城)跡は彦根市南部の犬上川下流の南側に位置する



県道2号線から西へ甘呂集落に入ると
ディサービスセンター城の案内板がある。
城跡にちなんで名付けられたのかな?

この案内板の反対側に空き地がある。

ここに城跡の解説板があります
解説板によると
14世紀の史料には「近江国甘露庄」という荘園として高野山系の寺院の管理だったようです

後にいつの頃かわからないが前回、前々回と何度も紹介してる佐々木氏一族の河瀬氏が城館を築いたと考えられてる。

古代の条里制地割に依拠して館が築かれた。
甘呂集落には「城端」「城田」「城南」などの小字が残されてるのでおおよその位置を推定できる。


我が輩は朝鮮人街道(信長が整備した上洛道)歩きの時に立ち寄った。
街道は甘呂城跡の南側から東に向かい、蓮台寺城跡付近で北上する。
また、城跡の東側には現在の城陽小学校、南中学校沿いに巡礼街道が走ってました。
つまり交通の要衝に築かれた城館と言ってよい。

地図を拡大


ディサービスセンター城から北上します
甘呂神社へ向かう

「甘呂神社」

由緒によると延暦寺、日吉大社関連の神社のようです

城主碑
河瀬大和守と書いてあるが撮影が下手なので読めませんな。



神社の周囲の水路


館の堀跡だと思われます
これは土塁の痕跡か?


おそらく土塁は南へ伸びていたと思われる
土塁の位置を推測して集落の中の民家へ移動した。

解説板に記載されていたが、この付近に土塁が残されていたと思われる

たまたま民家の方がおられたのでお聞きしたら、
この溝が土塁の痕跡だと判明した。

城を囲んでた土塁は、廃城後も残されており犬上川が氾濫した時の堤防の役割を果たしてた。
しかし、近代になり少しでも宅地・耕地を増やして税収を増やそうという行政の意向があり、川が氾濫し水害で被害があっても文句を言わないという誓約を取り交わし、土塁を崩し宅地・耕地にしたそうです。
いやぁ、まさかこんな歴史があったとは!
城の土塁が洪水対策として役に立ってたということを知り、感慨新たにしました。
地元のオジサンから貴重な話を聞けて感謝感謝です。

今回は、現地に足を運ばないとわからないレアな歴史を知ることができて有意義な探訪でした

おまけ、


甘露山願宗寺から集落の南へ向かうと


「天九郎井戸」

南北朝時代に甘呂に住んだ刀工天九郎俊長ゆかりの井戸


彦根市観光協会のホームページによると
黒田節で有名な槍「日本号」は、天九郎ゆかり、と説明されてる

抜粋すると、

この天下の三槍の一筋「日本号」は「江州甘呂の住人(現彦根市甘呂町)天九郎俊長が鍛えた名槍である」と『彦根史話』は伝えています。
俊長は、嘉元年間(1303〜1305)に生まれ、貞治年間(1362〜1367)の末、六十余歳で甘呂の地で死んだと伝えられています。足利幕府が創設され、南北両朝が対立抗争するなど騒乱の只中にあった時代。父友長は甘露寺の住僧だったが、京都の来(らい)国俊に作刀の技を習い、甘呂に帰ってさらに精進した結果、相当名を知られるに至りました。俊長はこの父に鍛造の技術を習い、父の死後は、名匠とたたえられた相州正宗の養子高木貞宗(江州高木荘に住す)について精錬の道を究めて甘呂に帰り、「天の井」の水に己の技をみがきました。
俊長は刀のみだけでなく、とくに槍の名工とたたえられ、「古今銘尽大全」には、「甘露物」として記録されています。
日本号は無銘、福岡市博物館の所蔵品です。天九郎俊長が鍛えた槍かどうかは定かではありませんが、甘呂に天下の名工がいたことは確かなようです。

確たる証拠はないようです…

以上です

Φ(*^ひ^*)Φ
我が家の紫陽花



七変化してきました


馬《●▲●》助ヒヒーン♪











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「平池のカキツバタ」高島市今津

2022-06-09 00:03:07 | 旅行
滋賀県高島市今津町深清水の山のなかに「家族旅行村ビラデスト今津」という施設がある。
パターゴルフ場、オートキャンプ場などがありハイキングコースも整備されてる。
場所は有名な箱館山スキー場の北に位置する。
平池のカキツバタが見頃という情報を得たので早速見学に行きました。
ちなみにビラデストは、フランス語で「村にて」という意味らしい

麓の酒波寺から舗装された林道を車で行くのがベスト。
対抗できない狭い場所がいくつもあるが、待避所もたくさんあるので運転下手な我が輩でも無事にたどり着けました😅

「森の交流館」という所が総合案内受付になっていて、「入村料」300円支払います。
これは駐車料金とも言える。

駐車場は平池付近にもあるが、現在工事中なので、ここから歩くしかない

森林浴しながら


約5分ほどで池が見えてきました

さらに奥へ進み池の畔に向かうと

池のなかに浮かぶ島のような形でカキツバタが咲き誇ってます。

県内では最大の群生地だとか?

水面に反射して幻想的な様相になってます

さらに奥へ
近くへ行くことができないのでカメラのズームを使うしかない。
我が輩のちゃちなカメラではこれが精一杯😥

例年は6月中旬が見頃だが、今年は早くて今週末までかな?
と言ってました。

木橋を渡ると

「不思議発見の道」というハイキングコースを進みました


「コアジサイ」が咲いてました。
名前の如くこれ以上大きくならないアジサイです。
まるで、琵琶湖のコアユ(小鮎)みたい。

コアジサイは少し時期が早かった。
来週以降が見頃かな?

ぐるっと一周したら、

「絶叫ブランコ」が。
ここからの景色は抜群。

竹生島を見ながらベンチで昼食にしました


麓の酒波寺から「近江坂古道」というルートがある。


約24キロのトレイルでゴールは福井県若狭町です。
数回に分けて行くか、野宿して行くか?
かなり難コースのようですが、いつかトライしてみたい。

我が脚力ではたぶん無理だろうな?

馬《●▲●》助ヒヒーン♪






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滋賀県からのお知らせ

2022-06-04 12:37:18 | 滋賀県情報
第72回全国植樹祭しが2022を生中継!

 6月5日に47年ぶりに滋賀県で開催される「第72回全国植樹祭しが2022」の式典の様子を、びわ湖放送とYouTubeで生中継します!
 式典には、滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さん、女優の安蘭けいさんをはじめ、様々な分野で御活躍中の県内の多くの方々に御協力いただきます。
 式典は、「イントロダクション・プロローグアトラクション」、「記念式典」、「エピローグアトラクション」の三部構成となっており、大会の開催理念を伝えます。
 ぜひご覧ください。
 日時:6月5日(日)12:55~15:25
 チャンネル:びわ湖放送(3ch)
 ※YouTubeでも同時配信!
 所属:琵琶湖環境部全国植樹祭推進室

Φ(*^ひ^*)Φ
サテライト会場は長浜駅前です

お越しやす!




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滋賀県からのお知らせ

2022-06-03 17:07:42 | 滋賀県情報
ナンバープレート盗被害の連続発生について
5月24日から6月3日までの間、大津市大平、大津市松が丘の一般住宅に駐車された車両からナンバープレートが盗まれる被害が連続発生しています。
 夜間に不審な物音を聞いたり、不審な人物を見かけたときは警察への通報をお願いします。
 配信:大津警察署

Φ(*^ひ^*)Φ
ナンバープレートを盗んでどうするのだろうか?

馬《●▲●》助ヒヒーン♪
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