春庭Annex カフェらパンセソバージュ~~~~~~~~~春庭の日常茶飯事典

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ニーハオ春庭中国日記「目次&出発」

2011-09-12 05:11:00 | 日記
目次

03/17 遠くへいきたい(1)出発(たびだち)は何度あってもいい
03/18 遠くへいきたい(2)行って来ます

03/24 半皿餃子
03/31 ドアなしトイレは自由か不自由か

04/06 鉄鍋うどん高いか安いか
04/08 鑑真東渡
04/14 中国テレビ事情続き
04/18 中国学芸会「未来へ」
04/21 四つの足のものは机以外なんでも
04/24 市内交通事情・1元バス
04/30 ミステリーツアー・1元旅行

05/05 イミテーションゴールデンウィーク
05/06 世界遺産めぐり国内ツアー、畑も野原も畑も野原も畑も、、、、
05/07 しのたまわく曲阜三孔
05/08 孔子の墓で温故知新
05/09 我、十有五にして学に志し、五十にして惑いっぱなし
05/11 世界遺産、霊峰泰山登山
05/12 泰山登山は階段登り
05/14 東京タワーに10回のぼって泰山登山
05/15 泰山登山修行中バス待機2時間半も修行のひとつ

05/17 中国語のセンセイ
05/18 母の日の香石竹

05/19 日本文化祭
05/20 コピークロサギ(海賊版天国について)
05/21 大足シンデレラ(美人の基準について)
05/22 七夕・天の川の鳥
05/23 背中に座布団日本舞踊(イメージの違いについて)

05/24 夏の雪、柳絮

05/25 偽満皇宮(ウェィマンファンゴン)見学・ラストエンペラー
05/27 我が名はエリザベス
05/28 廃后婉容
05/29 帝国の光と闇
05/30 帝国の闇、身ぐるみ脱いですってんてん
05/31 我不是台湾人

06/02 観光コースでない満州

06/03 牡丹アカシア君子蘭(1)
06/04 牡丹アカシア君子蘭(2)

06/05 揚琴、木琴、腹鼓

06/06 二十四式太極拳
06/07 太極拳練習
06/08 太極拳発表会
06/09 太極拳金賞

06/11 綱引き大会

06/13 般若寺と清真寺(1)
06/14 般若寺と清真寺(2)

06/18 朋あり遠方より大連へ
06/19 大連の大学キャンパス見学
06/20 大連で授業
06/21 大連の山と海
06/22 大連海鮮三昧
06/23 大連家庭料理
06/24 大連さくらんぼ
06/25 あんな夢こんな夢いっぱい
06/26 石臼と小公主(1)
06/27 石臼と小公主(2)
06/28 小公主と星に願いを(1)
06/29 小公主と星に願いを(2)
06/30 大連住宅事情

07/02 大連・星海広場の漢白玉華表
07/03 大連マラソン

07/04 1元バスツアー・見知らぬ村へ
07/05 1元バスツアー・村の広場
07/06 1元バスツアー・風呂屋に泊まる
07/09 1元バスツアー・あか抜けた宿泊

07/11 中国的村めぐり
07/12 鍋嶺村
07/13 村の食堂

07/14 伊通河の新立城水庫
07/15 満族の町の床屋
07/16 伊通のオート三輪タクシー

07/17 北朝鮮へ1メートル
07/18 朝鮮族の町、延吉市
07/19 延吉の夜、歌と踊り
07/20 延吉市の民俗園
07/21 延吉の民俗冷麺
07/24 延辺の村と延辺大学

07/26 中国的OFF会

07/27 お仕事完了 
07/28 植物園風レストランで合格祝賀会

07/29 動植物公園・東北虎とニセ縞馬
07/30 農安県合隆鎮
07/31 合隆鎮の旅店

08/01 合隆鎮の串焼き店「魏味佳」
08/03 合隆鎮の串焼き肉と饂飩
08/06 合隆鎮の中学生
08/07 麻辣麺と兎おいしかの山
08/08 中国的家族パーティ、シャンユェの一族
08/09 動物園で性転換して南湖公園
08/11 南湖公園
08/12 長影世紀城3Dムービー
08/13 長影世紀城ヒーローショウ
08/14 夏休みの思い出

08/15 ただいま!

08/16 こつこつ
08/16 帰国報告

08/17 大連でスリに遭遇(1)
08/18 大連でスリに遭遇(2)
08/19 大連でスリに遭遇(3)
08/20 善悪功罪勝敗陰陽、なんでもアリが「地球歩くコツ」

08/21 でこぼこ珍道中in西安
08/22 西安・鐘楼
08/23 西安・城壁
08/24 西安・書院門通り
08/25 西安・道教の寺
08/26 西安・道教寺院門前の青石
08/27 西安・華清池
08/28 西安・秦始皇帝陵
08/29 西安・司馬遷と始皇帝
08/31 西安・兵馬俑博物館

09/02 西安・公共トイレと足浴マッサージ
09/03 西安・おみやげいっぱい
09/04 大連賓館スィート宿泊&ひとり75円の夕食
09/05 大連老虎極地海洋動物館の座席
09/06 大連老虎極地海洋動物館の白鯨ショウ

09/14 北京南苑空港
09/15 北京の鼓楼
09/16 鼓楼近辺・浦安ラーメン
09/17 北京故同めぐり
09/18 北京故同・共同井戸と共同厠所
09/19 北京故同めぐり・四合院
09/20 北京故同めぐり・千竿五号
09/21 「千竿五号 明清老宅」日本語解説(1)
09/22 「千竿五号 明清老宅」日本語解説(2)
09/23 「千竿五号 明清老宅」日本語解説(3)
09/24 四合院・宋慶齢故居
09/25 宋慶齢の和服
09/26 宋家の三姉妹
09/27 青い葡萄・ふたりのファーストレディ
09/28 夜の故同
09/29 再見中国、打ち上げ花火横から見るか裏から見るか

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2007/03/17 土
やちまた日記>遠くへ行きたい(1)出発(たびだち)は何度あってもいい

 人生という旅、細い曲がりくねった道を、迷いながら行きつ戻りつしながら、とぼとぼと歩き続けています。
 ときどき、「ああ、毎日の生活をぜんぶほうり出して、どこか遠くへ行きたいなあ」という気になります。

 そんなとき、JRの旅番組の主題歌『遠くへいきたい』がふと口をついてでてきます。
 ♪知らない町を歩いてみたい ど~こか遠くへい~きいたあい♪

 映画『旅の贈り物0:00発』の感想文を、「春庭映画いろいろあらーな2007」にUPしました。
http://www2.ocn.ne.jp/~haruniwa/eiga0701a.htm

 週末やゴールデンウィーク夏休みに、人々はつかの間の「遠くへいきたい」願望を満たしに旅に出ます。
 二泊三日の温泉旅行もいいし、1週間の休暇がとれるなら海外へも行ってみたい。
 私も、人並みに「この細々とした日常生活を全部振り落として、ちがう場所で生活してみたい」と、思います。

 思っているけれど、子供のご飯を作り、茶碗をあらい、洗濯物ほして、あっという間に一日はおわり、一週間はすぎ、一年がたってしまう。
 どこへも出かけられないまま、「どこか出かけてみたなあ」と、地図帳を広げます。

 今、私のお気に入りは、昭文社発行の『なるほど知図帳・日本2007』です。大判の地図なので、片手にもって旅行に持って行くには不向きな地図ですが、家でながめているだけで、日本中を知った気分になれるテーマページが充実しています。

 「なるほど知図帳」の奥付に夫の会社の名があります。
 「知図帳2007」をめくれば、息子が校正の仕事を手伝ったページがあります。「テーマ特集」の大半、息子が校正を手伝いました。

 息子は、地理歴史に関して親よりも知識を持っているので、校正にかり出されたのです。
 去年の夏休み、夫の事務所に通って、校正を続けました。アルバイト代はすずめの涙だったようですが。

 「このページ、まちがいだらけで、校正するの、ほんとたいへんだったんだ」と、息子が示すテーマページを開くのは、母にとって、旅行したのと同じくらいワクワクする気分です。

 たとえば、「日本のローカル線」を特集したページや「温泉100選」のページ、「地野菜」「地酒」の特集、「各地の特徴ある動物園・水族館」「絶滅危惧動物」、「鍾乳洞」「日本各地で発掘された恐竜化石」などのページをみていくと、そんなテーマに沿った旅もいいなあ、と思えます。

<つづく>
00:05 コメント(4) 編集 ページのトップへ
2007年03月18日


ぽかぽか春庭「行ってきます」
2007/03/18 日
やちまた日記>遠くへ行きたい(2)行ってきます

 気分だけでなく、ほんとにどこかへ出かけたいと思っても、「えいやっ」と踏ん切りをつけない限り、仕事を持つ母親が「今とは違う場所で生活する」なんていう機会には、めぐり会えません。

 私も、仕事して、家に帰れば、あけてもくれてもメシをつくり、茶碗を洗い、洗濯して、、、、
 で、「えいやっ」と、踏ん切りをつけてしまいました。
 3月から8月まで、中国で生活します。二度目の海外単身赴任です。

 前回の海外単身赴任では、4歳の息子と9歳の娘を妹一家に託して、背水の陣で家計負担のために出稼ぎをしました。
 今回は息子18歳娘24歳になっているのですから、それぞれが自分の身の振り方はなんとでもするだろうとは思うのですが、、、、。

 13年前と変わらないのは、出稼ぎの理由です。年中「父さんは倒産しそう」の会社経営を続ける夫はあてにせず、家計を支えなければならないってこと。
 夫は「趣味の会社経営」で、妻は「食いブチ稼ぎの出稼ぎ」です。

 後顧のうれいなく単身赴任を選んだわけではありません。
 我が家、娘も息子も、まだ一人前になっていない状態です。
 またまた「きちんと自立するまで子供を育て上げない失格母親」「未成年の子供の世話もしないで、なんていう母親だろう」という非難を受けるかもしれません。

 息子も4月からは大学生。まだ未成年。とはいえ、18歳で親元を離れて暮らす人は大勢いるのですから、母親が毎日ごはん作ってやらなくても、自分でなんとか命つなぐくらいはするだろうとは思ういます。
 でも、うちの場合、起こされて、ごはんを作ってもらい、「ほれほれ」と尻をたたかれない限り、相変わらずのゲーム三昧歴史オタクをつづけるのでしょう。

 「甘やかすな」という非難囂々ふりかかろうとも、仕方ありません。私の育て方がわるうございます。
 私は、「きちんと自立へ向かうように育てなかった母親」ということになるのでしょうね。

 人はそれぞれ。とはいっても、「母親」のありかたをめぐって、厳しい意見を持つ人もいます。成人した子供が何か問題を起こしたのでさえ、母親の育て方に目をむけられます。ちょっとでも人と違う面があれば、ワイドショウコメンテーターはマナジリけっして母親を糾弾する。
 ましてや未成年の子供、きちんと生活できるように育てあげずに、単身赴任していいのか、一人で仕事にでかけても大丈夫か、ずいぶん悩みました。

 結論として。
 私は、とにかく遠くへいきます。家を離れて働いてきます。

 子供が自立して出ていくのを、笑顔で見送るのでなく、まだまだ自立できないでいる娘と息子を家に残して、母親が出稼ぎに行ってしまう家庭、きっといろんな非難がまっているのだろうなあ、と思いつつ、でも、決めました。

 本日、中国へ出発です。
 中国での単身赴任半年の間、更新不定期となります。

 更新できない期間が長くなることもあると思いますが、ご容赦ください。
 では、中国からの更新がうまくいくよう祈りつつ。
 みなさま、お元気で楽しいネットライフをお続け下さい。

<遠くへいきたい おわり>
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