20210522
ぽかぽか春庭アート散歩>2021アート散歩早春~春(13)「鳥獣戯画甲乙丙丁全部出しその1甲巻」
国宝中の国宝ともいえる『鳥獣戯画』。去年公開のはずが延期されました。
ようやく2021年4月13日から東京国立博物館で展示をされました。会期後半は混むだろうからと、娘は4月21日午後5時からの入館予約を取ってくれました。私が一般申し込みから予約しようとしたら、すでに定員に達していて取れなかったのですが、娘がある会員ルートから申し込んだら、午後5-7時の時間でようやく予約できたのです。
私は5時前に入館列に並んだので、5時5分には平成館の会場に入れたのですが、娘は東洋館のレストランで休憩していて、列に並ぶのが遅れ、入館できたのは5時20分すぎ。娘はひさしぶりに東洋館を全フロア周り、東博庭園をひとめぐりしたところで体力尽き、お茶休憩していたのです。
鳥獣戯画は、京都高山寺に伝来し、現在は甲乙は東京国立博物館に、丙丁は京都国立博物館に寄託されています。また、今回特別出品されている模写や断簡が全部そろって見られるのは、もう当分の間ないだろうというので、貴重な機会でした
20210717
ぽかぽか春庭シネマパラダイス>2021シネマ夏(4)アラジン実写版
I can show you the world 見せてあげるよ
Shining, shimmering splendid 輝ききらめくすばらしい世界を
Tell me, princess, now when did 言ってごらん姫さま、自分で
You last let your heart decide? 自分のこと決めたのはいったいいつのこと?
I can open your eyes 目をひらかせてあげるよ
Take you wonder by wonder 驚きのつづく世界へ君を連れて
Over, sideways and under 上へ下へわきをすりぬけ
On a magic carpet ride まほうのじゅうたんに乗って
A whole new world 新しい世界
No one to tell us no だれにも言われたことのない
Or where to go だれも行ったことのないその場所へ
Or say we're only dreaming ただ夢見さえすればいい
A dazzling place I never knew 見たこともないめくるめくところ
But when I'm way up here でも、ここへ上ったら
It's crystal clear はっきりした
That now I'm in a whole new world with you 今、新しい世界にあなたといる
Indescribable feeling ことばにならない気持ち
Soaring, tumbling, freewheeling 飛んで回って自由に駆け回る
Through an endless diamond sky 果てしなく続くダイヤモンドの空を
♪Aladdin♪ Hold your breath, it gets better 胸をひらけば すべてよし
♪Jasmine♪ I'm like a shooting star 流れ星になったみたい
I can't go back to where I used to be もうもとに戻れない
♪Aladdin♪ Every turn a surprise いつでも新しい出会い
With new horizons to pursue 新しい地平へ どこまでも
Every moment, red-letter すべての瞬間が特別なひととき
♪Both♪ I'll chase them anywhere どこまでも おいかけていく
There's time to spare 時間はたっぷり
Let me share 分け合おう
This whole new world with you この新しい世界をふたりで
♪Aladdin♪ A whole new world
♪Aladdin♪ That's where we'll be ここは二人がいる場所
♪Jasmine♪ That's where we'll be
♪Jasmine♪ A thrilling chase わくわくとおいかけていく
♪Jasmine♪ A wondrous place 不思議な場所へ
♪Both♪ I'll chase them anywhere どこまでも おいかけていく
For you and me 君とぼくのために
連れてゆこう 不思議な旅へ
魔法のじゅうたんで 星空へ
自由さ 新しい世界
僕らはもう 誰にも 縛られはしない
自由よ 新しい世界
高く高く 飛べるの 今あなたと二人で
今君と二人で
ときめいてる 生まれて初めて
きらめく星くずとたわむれて
自由よ( 目を開いて) 流れ星みたい( よく見てごらん)
この大空 駆け抜け 後戻りはしないの
自由さ( なにを見ても) 地平線目指し( 心がおどる)
夢のようなこの時 いつまでも二人で
自由な( 自由な) 明日を( 明日を)
作ろう( 作ろう) ふたりで
ぽかぽか春庭シネマパラダイス>2021シネマ夏(3)オーシャンズ8
- デビー・オーシャン:サンドラ・ブロック(ダニ ーの妹。服役中に美術館からの宝石泥棒を計画する)
- ルー・ミラー:ケイト・ブランシェット(デビーの親友にして相棒。沈着冷静)
- ダフネ・クルーガー: アン・ハサウェイ(美術館でのファッション展示に招かれた女優)
- アミータ: ミンディ・カリング(インド系の凄腕宝石加工職人)
- タミー: サラ・ポールソン(息子の母としてまっとうな生活しているようにみえるが、元盗品ディーラーだった腕は鈍っていない)
- コンスタンス: オークワフィナ(アジア系。表向きは手の器用さを生かした手品師だが、実はスリの達人)
- ナインボール : リアーナ(アフリカ系。天才ハッカー。忍び込めないコンピュータはない)
- ローズ:ヘレナ・ボナム=カーター(かっては人気デザイナーだったが、現在は借金がかさむ一方)
- クロード・ベッカー : リチャード・アーミティッジ(ギャラリー経営。デビーの元カレ)
- ジョン・フレイジャー:- ジェームズ・コーデン(保険会社の敏腕調査員)
- ペネロペ・スターン: ダコタ・ファニング
- ルーベン・ティシュコフ: エリオット・グールド
- イエン : シャオボー・チン
- ローレンス : リチャード・ロビショー
- ユーリ : ジェームズ・ビベリー
- イーディ: イーディ・キーナン
- ヴェロニカ :ナターニャ・アレクサンダー
- カイル:ギデオン・グリック
- ギレルモ :ミグス・ゴベア
- エイプリル:ミドリ・フランシス
- レネ:マーロ・トーマス
ぽかぽか春庭シネマパラダイス>2021シネマ夏(2)スパイの妻
- 福原聡子:蒼井優
- 福原優作:高橋一生
- 津森泰治:東出昌大
- 竹下文雄:坂東龍汰
- 駒子(福原家の女中):恒松祐里
- 金村(福原家の執事):みのすけ
- 草壁弘子:玄理
- 野崎医師:笹野高史
- 露店商:佐藤佐吉
<スタッフ>
脚本: 濱口 竜介、野原 位、黒沢 清
音楽 : 長岡 亮介
演出 : 黒沢 清
ぽかぽか春庭シネマパラダイス>2021シネマ夏(1)37セカンズ
20210515
ぽかぽか春庭日常茶飯辞典>2021二十一世紀日記薫風(4)スターズ・オン・アイス ジャパンツアー2021
1年も延期されていたアイスショウ。外国人スケーターが来日できず、日本人だけの出演という、いつもとは異なるスターズ・オン・アイス ジャパンツアーですが、ともあれ実施されてよかったです。なにより、去年から1年間ほとんど日本のアイスリンクではすべっていなかった羽生結弦が出演するというので、全国のゆづくんファンは沸き立っていました。
娘は、アイスショウの延期再延期と続く中、キャンセル払い戻しという連絡を受けて、一度はこのアイスショウをキャンセルしたのです。キャンセルした2日後に、羽生結弦出演決定というので、悔しがりましたが、気を落とさず、もう一度チケット抽選に応募して、「やったね、前と同じSS席がとれた」と、大喜び。
娘はグッズを買うために早起きしました。12時開場13時開演ですが、アイススケートファンクラブトゥインクルメンバーは12時15分前に入場できる。「早めに買っておかないと、好きなグッズが売り切れちゃうから」と、ファンクラブ登録をしておいたのです。
開場45分前に横浜アリーナに到着したのですが、すでにファンクラブ会員入場口も長蛇の列。フィギュアスケートファンの半分は羽生結弦ファンというのですが、娘は「もちろんユヅ君も大好きだけれど、私はフィギュアスケート全部が好き」というファンです。私はどちらかというとイケメン順のファンですから、前は高橋大輔、今は羽生結弦が見られればそれで満足という邪道ファンです。
入場できて、娘がグッズ購入の列に並んでいる間、ロビーベンチに座ってまっていました。優先入場できても、12時の開場までは客席に入れないのです。密を避けるため、ベンチに腰掛けられる人数も制限されており、ようよう座れる椅子を見つけました。
ようやく開場。リンク前のプレミアム席が4列。その次がSS席。私と娘の席はSS席Aの9列。ほぼ正面の見やすい席でした。
私の後ろの席のおばさま軍団は、手に手に羽生結弦フラッグを持ち、応援ウチワも持ってユヅ君応援体制をとっています。
小母様いわく「私、ユズ君出演情報がないので、何度目かのショウ延期キャンセル払い戻しの連絡があったとき、いったんプレミアム席をキャンセルしちゃったのよ。そしたらユヅ君出るっていうから、再応募したけれど、プレミアはもうとれなくて、SS席しかとれなくて。もう、コロナを一生恨むから」と、ユヅファン仲間にぼやくころしきり。娘はSS席キャンセルのあと再応募でふたたびSS席がとれたので、それほどの変わりはない。しかし、プレミア席で応援しようと思っていたオバ様方は、おさまらない。どうぞ、一生コロナを恨んでください。
羽生結弦と刺繍してあるフラッグ。ひとりは手作りで、かけたお金は3000円ほどですが、時間はたっぷりかけたと。よほど時間が有り余っているご身分なのだろうなあ。生活の情熱のすべてをユヅ君にかけているんだろうなあと思えます。もうひとりは「業者に頼んだので3万円かかった」という、ユヅ君衣裳に負けないキンキラのラメ入りフラッグです。「見た目はちょっと派手だけど、ユヅ君派手な衣装が好きだからいいの」と、言う。ふぅ、聞いてはいたけれど、ユヅファンの情熱ハンパない。これまでユヅ君が出演するアイスショウをSS席で見たことがなかったので、「おっかけさん」たちの情熱に直接ふれることがなかった。
娘は前に買った「ショーマタオル」を振るのだと。「ユヅ君タオル買えたらよかったのに」と聞くと、「高橋大輔タオルだって、引退してからようやく買えたんだから、ユヅ君タオルなんかすぐ売り切れちゃうからなかなか買えないよ。今日のグッズだって、私はようよう買えたけれど、一般入場の人は15分の違いで、売り切れ続出。買えなかった人もいたんだよ」というのです。フィギュアスケートファンのすごさを実感しました。私、スケートを見るのは好きだけれど、グッズを買いあさるほどは入れ込んでいない。
「押し」の気持ちの強さは、アイドルファンもロックファンもプロレスファンもさることながら、フィギュアファンも相当です。い
スターズ・オン・アイス ジャパンツアー2021には、日本の第一線で活躍するスタースケーターが出演。プロスケーターは、無良崇人ひとりで、あとは現役トップ選手でした。無良崇人は「浅田真央サンクスツアー」にも出演していました。真央ちゃんからファンへの感謝のアイスショウ、前から4列目というリンクに近い席でしたが、ひとり5000円でした。スターズ~はSS席9列目でしたが、その5倍弱のチケット代23000円でした。私には贅沢すぎるチケットですが、今フィギュアスケートに入れ込んでいる娘にとっては、「生ユヅ君をこんな間近に見られたんだから、高くないっ」と言います。
- たしかに、羽生結弦の演技は、他の出演者全員をまとめて見るのよりも、ユヅ君ひとりを見ていたい、と思える圧倒的な力と華やかさがありました。私は、生ユヅ君を見るのは、2013年の全日本アイススケート選手権以来です。埼玉アリーナで妹といっしょに見たとき、私は最高点を出した羽生結弦より、まもなく現役引退する高橋大輔を応援していました。高橋はその後シングルに復活したのちアイスダンスに転身。
宇野昌磨 2018平昌オリンピック 銀メダリスト
鍵山優真 2021世界選手権 銀メダリスト
無良崇人 2014四大陸選手権 金メダリスト
田中刑事 2019スケートカナダ 銅メダリスト
佐藤 駿 2019ジュニアグランプリファイナル 金メダリスト
友野一希 2020NHK杯 銀メダリスト
山本草太 2019チャレンジ杯 金メダリスト
三浦佳生 2020全日本ジュニア選手権 銀メダリスト
三宅星南 2020全日本ジュニア選手権 銅メダリスト
樋口新葉 2017世界選手権 銀メダリスト
紀平梨花 2020四大陸選手権 金メダリスト
坂本花織 2018四大陸選手権 金メダリスト
三原舞依 2017四大陸選手権 金メダリスト
松生理乃 2020NHK杯 銅メダリスト
横井ゆは菜 2019フィンランディア杯 銅メダリスト
山下真瑚 2018スケートカナダ 銀メダリスト
新田谷凜 2019全日本選手権 7位
小松原美里&小松原 尊 2020NHK杯 金メダリスト
20210525
20210508
ぽかぽか春庭アート散歩>2021アート散歩早春~春(4)コレクション展 in 近代美術館
東京近代美術館通常展は、毎日65歳以上無料です。
近代美術館の常設展は、季節ごとの作品入れ替えがあるので、「今度はどんな作品がお初かな」という楽しみもあり、ずっと変わりなく展示されている作品に「また見に来ましたよ」と挨拶するのもまた楽し。これが無料で楽しめるのだから、中学生から絵を見るのが趣味になって、ほんとよかった。もし私の趣味が「宝石で身を飾ること」とかだったら、我が身の貧しさを嘆くだけの人生になってしまうところでした。
今回訪れた近代美術館、メインの展示は「眠り展」。館所蔵品の中から、眠りをテーマにした絵などを集めて展示。館所蔵作品を集めて並べただけなのに、一般1200円もとるので、パス。展示されているルーベンスの「眠るふたりの子ども」も、ルドンの「目をつぶる女」も、これまでに常設展で見てきたからいいや。
膨大な所蔵品のなかから、季節ごとにさまざまなテーマのコレクションを公開する近代美術館。
今回も「お初です」という作品が展示されていました。「花」をテーマにしたコーナー。
セザンヌの「大きな花束」は何度も見てきましたが、ほかの花もきれいでした。
セザンヌ「大きな花束」1892-95
向井潤吉「ダリア」1919
藤島武二「アルチショー(朝鮮薊)」1917
須田国太郎「書斎」
書斎に積まれた本の中に、白い花が盛られた壺。どんな花なのか、私にはわかりませんが、書斎の光を受けて存在感を示しています。
関根正二「婦人像」1917
日本に印象派やゴッホなど後期印象派の絵が知られるようになっても、日本にもたらされたのは、白黒写真図版のみ。図版が載った美術雑誌によるしか見る方法がありませんでした。ゴッホに刺激を受けて、万鉄五郎が制作した「麦畑」。ゴッホ風の太陽描写が印象的です。
万鉄五郎「麦畑」1918
アメリカで活躍した日本人画家の絵も、私にはお初のものが多かったです。
石垣榮太郎「リンチ」1931
石垣榮太郎「腕」1929
野田英夫「帰路」1936
野田英夫「都会」1934
ジャクソン・ポロック「無題」1938-1941
今回の常設コレクション展も見所が多かったと思います。早春~春のアート散歩、5月後半につづきます。
<つづく>