20201022
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2020二十重日記山陰山陽の旅(5)松江しん湖温泉
松江では、しんじ湖温泉駅前の「ホテル一畑」に二泊しました。
足のトラブルはなんとかなりそうなのに、ここでまたまた別のトラブル発生。
娘が5月に旅行社に旅行のアレンジを頼んだ時「レイクビューの部屋」と頼みました。しかし、コロナのために5月はキャンセルになり、もういちど9月予約を取り直したせいか、案内された部屋は、市街地ビューでした。
ホテルに「旅行社に確認して、部屋を希望通りのレイクビューにしてほしいと頼みましたが、「満室なので希望に添えない。旅行社は休日閉店中だから連絡できない」と。
一泊目は宍道湖の景色を楽しむことができませんでした。ぷんぷん。(旅行後、ホテルからは、旅行社のミスであったことが判明したと連絡があり、旅行社から娘へおわびの電話もありました)
ごく普通のツインルームですが、窓から宍道湖は見えません。
一泊目の夕食はレイクビューのレストランで洋食コース。
前菜とスープ
さけのパイ包みとステーキ
デザート
おいしくいただきました。
おいしいものに目がない娘の評。「ホテルのコースとして、ふつう。おかわりしたいほどとびきりでもなく、二度と食べないというほどまずくもない」
娘がもう一度食したいというのは、例えば、帝国ホテルの「エリザベス女王来日時パーティに出したコンソメスープ」これが絶品だったことは舌音痴アンチグルメ春庭にもわかりましたが、わたしには、おいしい、とてもおいしい、ものすごくおいしいの3段階評価しかないので、このホテルのスープだって十分においしかった。
食べ終わって、温泉に入りに行くという娘に「少し休んで気力あったら温泉も入りたいけど、たぶんこのまま寝ちゃう。明日の朝入るから」と、バタンキュー状態でした。
出雲では車いすに乗ってすごした私より、椅子持ち手の高さが合わず中腰になって車いすを押した娘のほうが疲れが大きかったのですが、20日の脱臼処置後は自分で歩いた私。先生の言いつけ通り、つま先を地面につけない「ペンギン歩き」で移動したので、疲れ倍増。21日の松江城見学に行けるよう、早寝でした。
朝食後、ホテル側から「旅行社のミスなのかホテルの受注ミスなのかまだ判明していないですが、とりあえず部屋はレイクビューに変えます」という連絡がありました。
昨夜の晩御飯後、私は「もし、ホテルのミスでないなら、メール記録でもなんでもいいから、ホテル側のミスではない、ということがわかる書類を出してください。東京に戻ったら、旅行社に聞いてみますから。半年も前に宿泊を申し込んでおいて、レイクビューじゃないというのは納得できません」と、宿泊担当者に言いました。そのときは「満室なので希望に添えない」と言われたのですが、絶対に全室満室なんてことない、レイクビュー側にも空室があるはず、と思いました。日本のホテルでほぼ100%の宿泊率を誇るのはディズニーリゾートミラコスタホテルくらいです。まして、東京からの観光客はまだ少ない時期。
思った通り、満室ではなかったとみえます。
娘は「レイクビュースタンダード」を申し込んだというのですが、割り当てられたのは「レイクビューデラックス」で、広い部屋になりました。娘はそれで機嫌をなおしました。
レイクビューになった。
朝食前に温泉に入りました。
宍道湖温泉一畑ホテル。「湯質を一定にするため」という断り書きはあったものの、「水道水を加えてあり、循環式のお湯」と書いてあったので、あまり温泉度は高くない。
宍道湖を眺めながらお湯につかる「展望風呂」は、展望のガラスの汚れが目立ち、あまりきれいな展望ではありません。このことは、部屋替えのお礼を書いたついでに、ホテルへの要望として書き留めてホテルマンに渡しました。
朝食もふつう。
秋分の日。レイクラインバスを乗り継いで松江市観光。
一畑ホテル2泊目の夕食は「鉄板焼き」。しまね牛が大好きになった娘のお愉しみごはんです。ステーキにブランデーをかけると炎が舞い上がる演出も楽しく、おいしくいただきました。娘は「お肉、もう2倍くらいは食べられるけどなあ」
娘はジュース、私は生ビールで乾杯。
鉄板焼きの前菜が前日の洋食コースの前菜とまったく同じだったので、「連泊する宿泊客のためには、目先をかえたほうがおいしい気持ちになれる」と意見を書きました。
鉄板焼きの後は温泉にゆっくりとつかり、秋分の日が終わりました。
22日の朝。期待通りレイクビューはすばらしかったです。
朝焼け。
日の出は、お日様がビルの陰になり、ちょっと残念。
どっと繰り出してきたしじみ漁の船。宍道湖対岸は島根県立美術館です。
八雲たつ宍道湖
美術館から見たホテル一畑。
ホテル前
<つづく>