20230411
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2023フギュアスケート三昧(4)スターズオンアイス in 横浜アイスアリーナ
フィギュア生活三昧の2023年。
浅田真央アイスショウ「ビヨンド」、さいたまアリーナでの、フィギュアスケート世界選手権、女子ショートとペア。男子フリーとアイスダンス。エキシビションと、3日間生観戦ができました。
残念ながら、羽生結弦ソロアイスショウ。東京ドーム「ギフト」のチケットは抽選にはずれましたが、横浜で羽生出演のアイスショウを見ることができました。
「STARS on ICE」in 横浜アリーナ 4月6日木曜日午後19時開演。
3月18日から渋谷から延伸直結となった東急新横浜線にはじめて乗りました。渋谷・自由が丘方面から、菊名で乗り換えることなく、一本で新横浜に行けます。
席は横アリ、アリーナSS席。前から11列目のリンク中央。とても見やすい席でした。
<出演者>
羽生結弦、宇野昌磨、イリア・マリニン、三浦佳生、友野一希、ジェイソン・ブラウン、山本草太、島田高志郎、坂本花織、宮原知子、ルナ・ヘンドリックス、三原舞依、渡辺倫果、島田麻央、三浦璃来&木原龍一、アレクサ・クニエリム&ブランドン・フレイジャー、マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ、パイパー・ギレス&ポール・ポワリエ
世界的な大会でメダリストになったスケーターばかり、豪華なメンバーです。なかでも、羽生結弦が出演!会場には、羽生ファンが多い。
休憩時間にSS席でおしゃべりしているファンの話を聞いていると、大阪公演、岩手公演と、「ゆづ君おっかけ組」がかなりいました。
ゆづ君ドーム公演チケットが手に入らなかったファンも多いので、おっかけに熱が入るのもわかります。岩手までの移動費やホテル代を出しても、ゆづ君みられるなら惜しくないって気持ち、わかるけれど。我が家は、横浜公園のSS席を最後に、もう「4月から給料入らない、極貧生活」になるのですから、これが生ゆづ君見納めかも。ゆづ君だけでなく、他のスケーターも生観戦はこれで見納め。
オープニングは、ゆづ君がリンクをまわって、ファンにごあいさつ。ファンの心は沸き立ちます。どうせ、ゆづ君はショーの最後にもう一度出てくるだけだろうけれど、その間のショーだって、ひとりひとり、一組一組素晴らしいスケーターです。
世界選手権エキシビションで「母は、3万円のチケットに座っているのに、1万円分は寝てたね」と娘に言われるようなことのないよう、しっかりリンクを見つめます。
ジェイソン・ブラウンは、サングラスをかけて出演、コミカルな動きも楽しかったです。友野一希は、指揮者に扮する世界選手権の試合用のナンバー。三浦璃来木原龍一組も、今季のSP曲「You’ll Never Walk Alone」、坂本花織は、19-20と20-22年のフリー曲「マトリックス」 を披露しました。娘の大好きな三原舞依は、かわいらしいピンクの衣裳で、「サクラ」の曲にのせて。ほんとに冷たいはずの氷のリンクが桜満開になり、舞依ちゃんの笑顔のように、ほっこりしました。
宇野昌磨は、足を怪我しているので無理をしてほしくないけれど、さすがの演技。イリア・マリニンら世界選手権メダリスト組もすばらしい演技でした。グループナンバーは、がんばって練習したようすは見られましたし、ひとりひとりメダルを得ているトップスケーターが、みなで合わせて動くのはすてきでした。グループナンバーは、ジェフリー・バトル。
グループナンバーは、年季の入っている浅田真央ビヨンドのほうがまとまっていましたが、メダリストたちがいっしょにグループナンバーをすべるのが貴重。
カラフルな衣装でのグループナンバー。
各選手の演技。世界選手権のとき4回転ジャンプだったところを3回転にしたり、3回転3回転を3,2にしたりというのは、ショーだからいいと思います。
圧巻は、やはり大トリの羽生結弦。プロになって手を抜くどころか、ますます進化した演技を披露しました。
2014-2015年シーズンのフリー「オペラ座の怪人」
シーズン中でのジャンプより進化した、4回転-2回転の連続トウループ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)-3回転トウループ、3回転半―1オイラー―3回転サルコー、3回転ループ、3回転ルッツ。コンビネーション3つを含む5度のジャンプをすべてが決まったのには、本当に感嘆感嘆。すばらしかった。見ていたゆづ君ファンがみなスタンディングオベーションを送り、この世界の最高峰、唯一無二の存在をたたえました。
マりニンの4回転も見事なできでしたが、ゆづ君の表現力にはまだまだ及ばない。今回は居眠りしたりしなかったけれど、オープニングと最後のゆづ君の演技だけでも、アリーナ席2万3千円の価値があったと思います。
終演後、横浜アリーナ前の中華屋でラーメンを食べて帰ったのですが、私は、この店に毛糸の帽子を落としてきました。娘のトートバッグの中に茶色の毛糸帽子が入っているのは見えていましたが、娘も同じような毛糸帽子をかぶっていたので、娘が何も言わないのは私のではなく、自分の帽子だからだろうと思い、家について店に夜11時23分に電話してみましたが、もうクローズしたらしく誰も出ませんでした。
翌朝、娘から「中華店で拾いました」というメモがついて、テーブルの上に帽子がありました。私がいつ落としたことに気づくかと思って黙っていたようです。私も気づいていたんです。でも、娘が何も言わないから娘の帽子だろうと思った。
もう、お金なくなるから、娘といっしょにお出かけすることもなくなる。これからは、落とし物もなくなるでしょうが、ダメ母は、ますますおつむが弱くなることが予想されるので、テレビの健康番組で紹介されていた「ユズをまるごと煮込んだジュレ」をお湯で割る飲みものを作ろうかと思いました。(葛飾北斎が中風を患った後に愛飲したという)
ゆづ様は私の心のくすり、柑橘のユズも体の薬として愛飲したいです。
<おわり>