20240912
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2024二十四節季日記白露(4)USJ第二日
USJ2日目。
朝食は、ブレックファストブッフェ。レストランの飾り付けが、4日のシャインマスカット仕様からハロウイーン仕様にがらりと変わっていました。お客が寝ているうちに、ホテル中の飾りを取り換え作業が続いていたのでした。
朝ごはんブッフェも、むろんたっぷりと。朝からよくもこんなにおなかに入るなあ、と小食の方にはびっくりでしょうが、ちゃんと完食。
1日目に行けなかったところの中から、まずハリーポッターのウィザーディングワールドへ。
ハリーポッターの世界への入り口
魔法学校のお城が池に鏡像を作っていてきれいでした。
まず、ホグワーツ特急の前へ。ロンドン、キングズ・クロス駅9と4分の3番線から出発。魔法の杖を買った人々は、上手に杖を振ると、客車に積み込むトランクの蓋が開いたりしまったりします。娘は「杖一本5800円は高いなあ」と、杖を買うのは、豊島園のハリーポッターに行く時までとっておく。
ホグズミード駅の間を走る蒸気機関車の列車。駅員さんと記念。
街並みの作りが、映画さながらによく出来ているのでびっくり。冬のしつらえにしたのは、屋根瓦節約のため?
街にはピカチュウ着ぐるみさんもマリオとルイージの仲良し二人組もいましたが、さすがにホグワーツ寮のマント衣装は暑そうでした。
お城ツアーは、途中でウォーク組とライド組に分かれます。ライドは椅子が上下左右に振れさかさまになったりして「酔いやすい人はご遠慮ください」というので、娘は最初からあきらめていて、キャッスルウォークへ。
ダンブルドア校長の演説の部屋などを通って、ハリーたちの教室へ。
ホグワーツの一員になった気分で歩き、キャッスルウォーク、楽しかったです。
ホグズミート村休憩所になっている建物には、天井にたくさんのふくろうがいて、首や羽をうごかしています。時間ごとに、魔法生物が登場します。「ホグズミード・マジカル・クリーチャーズ・ミート」というストリートアトラクションで、魔法生物のうち、私が覚えていたのはベビードラゴンだけ。
光ものを集めるのが大好きなカモノハシみたいなニフラーも、ピンクでもしゃもしゃのピグミーパフもぜんぜん覚えていません。映画を見直したのは、『賢者の石』 『秘密の部屋』 『アズカバンの囚人』が間に合っただけなので、後半のほうに登場した魔法静物だったのでしょう。
ふくろう便郵便配達さんとニフラー ピグミーパフ
ベビードラゴンの飼い主さんは、登場するとまず娘と私に話しかけてくれて、「飼育禁止のベビードラゴンを飼っているので、追われているんだ」と、うちあけてしばしおしゃべり。バタービールをおごってくれたらいっしょに写真をとってくれるというので、「今は買いに行けないけど、あとでふくろう便で送るから」と言って写真をとってもらいました。
ハリーの城の次は、ミニヨンのグリーティングスを見ました。たいへんな人気者ですが、私はだれがだれやら、名前も知らずにいっしょに撮影しました。
14時から予約のフィネガンズバー&グリルでバースデーケーキのコーヒーブレイク。娘が「母の誕生日」と、お店の人に予約したので、店員さんは、お客さんに大声で「みんなで誕生日を祝いましょう」と、ハッピーバースデイの大合唱で祝ってくれました。合唱に応えて、大声で「75さいになりましたあ」と叫び、75歳に思えないバカっぽさで声援に返礼。いくつになってもおバカですね。
最後はスヌーピーやキティちゃん、セサミストリートなどのキャラクターのワンダーランドへ。
このエリアは、何が見ものかというと、森岡マジックの手腕拝見。ハリウッド映画コンセプトだけでは集客が弱く経営難に陥っていたUSJに、ファミリー向けのキャラクター導入。森岡毅が「第一弾」としてパーク再生を果たした場所がワンダーランドです。ファミリー向けだから、小さい子供も楽しめるエリアになっていて、メリーゴーラウンドやコーヒーカップ、空飛ぶスヌーピーなどがありました。
私と娘は、UAJオリジナルキャラのモッピーが人気の気球に乗りました。青い気球に乗るように指示されました。みんながモッピーのピンク気球に乗りたがるので、取り合いにならないよう、色指定をしてある。
森岡は、第二弾としてハリーポッターなどの集客源を成功させ、USJをV字回復させました。(森岡は、たそがれていてつぶれかかっていた西武園を、昭和コンセプトの遊園地として再生させるなど、すごい手腕です)
UAJのメインキャラクターのウッディ・ウッドペッカー 。当然私は名前など知りませんでしたが、せっかくであったので、一枚パチリ。
さいごは、娘が楽しみにしていたモンスター・ライブ・ロックンロール・ショー。娘は乗り物に弱いのでジェットコースター系は全部だめだし、怖がりなので、5日夜からはじまるハロウイーンショウで、暗くなると出没するというゾンビもぜったいにダメ。唯一こわくないのが、このモンスターたちが踊るショウです。
映画「BEETLEJUICE」で活躍したビートルジュースというピエロのようなのがDJになってトークし、モンスターたちが歌とダンスを披露するロック・コンサート。ドラキュラ、狼男、フランケンシュタイン、フランケンの花嫁ブライド。ほかロックスターのおっかけギャル二人でショウをすすめます。
楽しかったけど、ショウの振り付けや構成は、ディズニーのミッキーのジャズショウのほうが上手と思う。
最後は、「キティちゃんと会える」アトラクション。私はサンリオピューロランドでキティちゃんといっしょに写真をたくさんとったので、いらないと思ったけれど、娘は「母の誕生日だからプレゼントしたい」と言うので、写真を購入。2枚で4千円。高い!私は、キティハウスの中のハイヒール滑り台でとった自撮り1枚で十分でしたけれど、娘の気持ちなので。
夕方暗くなるとゾンビが出てくるというので、早々に退散。娘がホテルで荷物を宅配にしている間、飾り付けのハロウイーンを楽しみました。
娘はパークの中でもキャラクターグッズなどいろいろおみやげを買い込みました。私の買い物は「病み上がりなのに行くのか」と心配症だった夫への大阪みやげのみ。自分のためには、パーク入口で、「アンケートに答える」というイベント参加で「非売品オリジナルマーカーペン」をもらえたので、これで満足。たくさん写真を撮ったのが記念品です。
新大阪で新幹線の中用のお弁当を買って帰路につきました。2日間のUSJ、十分に楽しみました。胸にお誕生日シールを貼っていたので、スタッフ・キャストから一生分くらいの「ハッピーバースデイ」の声がけをしてもらいました。以上が75歳の誕生日報告です。
<つづく>