KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

オオカミ吟行

2012年04月18日 | 俳句
天気 晴のち曇がち

武蔵御嶽神社へ吟行句会に行った。いつもの定例句会ではなく、有志を募っての吟行、我が家からは近いが遠くからの人も居るので何人来られるのかと思ったら、8人も集まった。
吟行の発端は、昔から武蔵の国に広まっているオオカミ信仰に興味を持った仲間が居たことで。私は去年11月に久しぶりに行き、でもその時はオオカミの護符にまで思いは至らなかった。
日本武尊がオオカミに助けられ、それかがオオカミ(犬神)信仰につながったという。
本殿の写真は11月8日の日記に乗せたので省略。ともかく境内には本殿の狛犬だけではなく新しく寄進したとも思われる犬(オオカミの近い?)の像がある。いかにも獰猛、でも角度を変えると柔和に見えたり。



本殿の奥の柵で囲まれて一般の人が入れないところで、オオカミ(大神)様に祝詞をあげていた。どういう意味なのかは、神社に詳しくないので解らないが、オオカミ信仰を守ってきた神社であることが伝わる厳かさがあった。柵の間からこっそりお犬様だけ撮影。

 

標高800mを越える山は、桜も咲いていなくて梅がまだ咲いていた。
カタクリ・イチゲ・スミレがあちこちに咲いていて楽しませてくれた。まだまだ早春の雰囲気だった。

帰路は、よく行く御嶽渓谷を少しだけ歩く。ここは桜が満開だった。電車の窓からも桜が見られ、同じ多摩でもいつも家から眺めている奥多摩の山の深さを改めて知らされる思いだった。

狼に逢ふため登る山すみれ  KUMI
コメント (2)
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