今年も届く

天気　曇一時晴

昨日は、一つの山場、姉を終末期まで看てくれる病院への移送が終わった。
これでほっとした、ということはないけれど、コトが一つ先へ進んだ訳で。この先の方が大変なのは承知していても、ともかく今日はひと息。

という日、良い事が二つ。
先ず、故郷の友人から毎年送ってくれるそら豆が届いた。私の大好物。
彼女は一昨年乳がんになった。がんを患った・・となると、多くの人は今でも「命にかかわる」と捉えてしまう。まして、田舎では話の伝達が早いから伝わった先の先で「〇〇さん、もう助からないらしい」などということになりかねない。
なので人にも話せず、彼女は体験者の私に色々と聞いてきた。彼女は健康診断で見つかった全くの初期だったし、まず命にかかわることではない。色々と経験を話し、とても参考になったようだ。元気で畑をしているということだけでも嬉しい。

もう一つは、母の日の贈り物が、二日遅れで届いた。
当日にメールがあったし、ま、遅れたって嬉しいことは同じ。
しかも、その包みを解いたら、夏用のストールだった。
実は、先週金曜日、愛用の綿のストールを落としてしまった。姉の病院へ行った帰路のどこかなのだろうけれど、無論覚えがない。覚えがあれば落とす訳もないことだ。
帰路の電車の中でエアコンが少し寒かったので首に巻こうとしたら、バッグにない。何年も使っていたし、もう仕方ない、と諦めていた。買いに行く余裕もないし・・

と、二つも嬉しいことのあった日。
眼科へ行くので家を出たら、大好きなえごの花が満開だった。ピントの合わないスマホ写真。


ふるさとのそら豆届くずつしりと　　KUMI