KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

10年終了

2016年05月27日 | 病気のこと
天気 降ったり止んだり

という日、先週の、乳がん10年目の「卒業検査」の結果を聞きに行った。結果は前回からおおよその予測はついていて、「卒業」出来ることになった。
10年前から今までの経過を振り返ったりすると色々あり過ぎてブログには書ききれないので、これでお終い、ということに。

写真は、病院への道に咲くサツキ。わが市の花になっているので、今の時期、市内のあちこちにうんざりするくらい咲いている。市道のマンホールの蓋もこの花だ。でも、写真の場所は、家に近いけれど病院と同じくお隣の市になる。何でサツキが?と最近になって思った。
この道は、まだまだ通らねばならない。外科は卒業しても、循環器科は一生の通院だ。

実は、昨日の午前中に循環器科で24時間心電図検査のためのホルターを装着していた。外すのを今日にしてもらえば通院が二度手間にならないので、日程を同じにしてもらったのだ。
最近、かなり良くない(自覚症状が、ということ)のに、昨日ホルターを付けてからは、いつになく調子が良かった。何ででしょ?
結果は来週になるけれど、悪い結果だったら凄く困る。本当に困る。姉のことが「片付く」まで・・いつになるか解らないけれど・・私が入院なんかしたら、本当に困る。
明日は、お薬師さまへお願いに行ってこよう。  間に合わないかもしれないけれど。

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別の話なので、ラインをひきました。

井の頭自然文化園の、象のはな子が、昨日昇天した。69歳。
写真は、一昨年の3月末の吟行句会で撮ったもの。句もその時のもの。


  象舎へと枝垂桜をかいくぐり  KUMI 

象舎のすぐ近くには早咲きの枝垂桜が咲く。はな子は、今年はそれを見ただろうか。

今年に入ってから、体調が悪くて運動場へは出なかったとか。去年の春に行ったときはお尻を見せていて写真にならなかった。でも元気そうだった。
はな子が60歳を越えてからは、会うたびに「これが最後かも」と思っていた。病気になったこともあり、私が先か、はな子が先か、という気持で励まされてきた。今年は、会いに行けないまま結局、はな子の方が負けてしまった訳で。
多摩に住む人たちにとっては、きっと、色々と思い出のある人も多い象だろ思う。親子三代、遠足で見た、という人も居る。
遠い南の国から来て、我々と一緒に戦後を生き抜いて、ある時は「殺人象」とも呼ばれ(飼育員を踏み潰したことも)耐えてきて・・でも老後は幸せだったと思う。ありがとう、はな子。   合掌。

黒南風を象のはな子の発ちにけり  KUMI
コメント (4)
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