KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会・浅草

2018年09月19日 | 俳句
天気 晴

久しぶりに、虚子一行のたどった武蔵野吟行再現の吟行句会へ参加した。3年前の心臓手術以後、毎月開催してくてていたのに、殆ど参加出来なくなっていた。自分の体調と、姉のことで都合が悪くなったり・・と。
今日は自由吟行だったので、句会場までは自由。ということで、集合時間の縛りのないことと気候も良い時季なので参加する気分になれた。
少し暑いものの、湿気があまりなくて気分の良い日だった。




さて、あちこち歩く前にまずは浅草寺へお詣り。平日でも観光客(殆どが外国人だ)の多い仲見世は避けて裏通りを。
そして、お詣りのあとで「不幸」が起きた。
この前(といっても数年前になる?)吟行で訪れたときにおみくじを引いたら、大吉だった。滅多におみくじは引かないが、何しろ検査を控えているので、神仏に縋りたい気持ちが大きくなり・・
と、ジャラジャラおみくじの缶を振って出てきた棒の先の番号のおみくじに書かれていたのは「凶」だった。それでも書いてあることを読まなくては・・と読んでみたら「病気・・長引くが治癒する」と。冗談ではございません。とバッグにしまい込んだ。

ま、仕方ない、と思い、気を取り直して吾妻橋から大川を眺め・・


公園のベンチで何とか句をまとめようとしたがバッグに入れた「凶」が気になって仕方がない。
やはり、境内のおみくじを結ぶ場所に置いてくるべきだった、と思い返した。観音様に不運は背負ってもらうほかなし。
早めの昼食を済ませてまた、浅草寺の境内に戻っておみくじを結んできた。本当は橋を渡り、言問橋の方まで歩くつもりだったのに。
何だか「凶」に振り回された吟行。句は9句しか出せなかった。でも、何とか全句に点は入ったので、良しとしよう。

水澄んで人佇ます吾妻橋  KUMI
コメント (2)
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