KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

ああ探し物

2020年12月07日 | 俳句
天気 晴

絵に描いたような小春日で、とくに予定もないので買い物がてら散歩しようか・・と思ったら、少し風邪っぽい。熱が高い訳ではないが、喉がイガイガして、いつもより熱も0.2~3℃高い。怠いのは「気象病」のせい?。最近は、天気が良くても、気圧が急激に下がるときは目まいと息苦しさが加速する。いやですねえ・・

と思って、お散歩は諦めた。熱が出たら、そうでなくても忙しい看護師さんに余計な仕事を増やしてしまう。湿度40%を保っていても、乾燥しているのだろう。
ドラッグストアへ行くのに少し遠回りして、公営住宅の山茶花の長い垣根を見に行ってみた。まだちらほらしか咲いていない。いつも、みごとに白と赤との花を咲かせるのに・・


さて、探し物のこと。
昼食後、スマホを見ようと室内でいつも使う眼鏡をかけようとしたら、見当たらない。白内障の手術で老眼はなくなったものの、乱視のせいか近くを見るにはやはり老眼鏡が必要で、室内用と外出用と2個ある。外出用は、ケースごとバッグにいつも入れっぱなし。外出時に持参を忘れて不自由したことが何度もあってから、2個作っている。といっても、フレームは古いものを再利用だから、レンズ代だけの眼鏡だ。
見当たらなくなったのは、その眼鏡ではない。無論、ケースには殆ど入れずにパソコンの上に置いている室内で使っている眼鏡。それがど~~しても見当たらない。狭い室内、探すといったって数分で終わる。朝、スマホで新聞を読んだりして使った。その後、部屋の外へ持ち出した覚えもないし・・床に滑り落ちたとしても、まだそんなに散らかっていない室内、荷物の間に挟まって・・という気配もない。

こんな時、認知症だと「盗まれた」になるのかなあ・・なんだか、認知症の人の気持が解ってきたような。

夕方、有馬朗人氏の訃報が。90歳だという。つい先ごろまで雑誌に新作の句を載せていたように思う。私の中の氏は、俳人という感覚しかない。一度だけ、初心のころにカルチャーの句会で教わったことがあった。どんな句を出したか忘れたが、事前に提出していた参加者全員の句に評をしてくれて、私の句には「もっと見る目を広く持ちなさい」と叱責されたことだけ覚えている。
合掌。

ことさらに枯葉踏みゆく下校の子  KUMI
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4 コメント

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Unknown (小父さん)
2020-12-07 23:08:19
「ことさらに枯葉踏みゆく下校の子」
可愛げですよね、今の季節。

有馬朗人さんから指導を受けられたとは素晴らしい経験ですね。
NHK俳句に出演していたのに、NHKニュースでは俳人であったことを何も付け加えませんでしたね。
私もこの番組で名前と顔を知り、確か理化学研究所の姫路の奥にある大型放射光施設(SPring-8)の開所式か何かの写真にあったので調べたら政府の要職から、東京大学総長ほかもやられた科学者なんですよね。

そんな方が俳句を詠まれるとは何と人間的に幅の広い人なのかと尊敬していました。テレビでは温厚に話されていましたし。

私も車を運転するのに眼鏡を忘れて出掛けようとしたり、掛けているのに眼鏡を探したり、PC用と車用を使い分けているのに時々逆になります。

白い山茶花、素敵です。白はあまり見かけないような・・・。

今、熱が出たら病院だけじゃなくってもあらゆるところで入場を拒否されますね。
私も熱を出さないように、咳をしないようにノド飴は常に持っています。
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見つかりましたか? (ふきのとう)
2020-12-08 08:09:58
お探しの眼鏡見つかりましたでしょうか。私など毎日そのような状態です。諦めた頃にとんでもないところから出てきたりして。有馬朗人氏の訃報に驚きました。ただ年齢が90歳、、2年前の講演ではとてもお若く見えましたので改めて「そうだったのか、そうなのよね」と感慨深い思いをしたのでした。
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小父さん、凄い功績の方でした (KUMI)
2020-12-08 15:10:07
学者のことは解りませんが、俳句の世界では大変有名です。
新聞では、俳人としての功績も載せていました。
昭和の人、で終わらず、平成も現役で二刀流の活躍・・尊敬しますねえ。

なくなった眼鏡の方が、新しいのでよく見えたのです(泣)出てきません。
今使っているのはパソコン用ではないので、かなり画面に近づいてしまいます。
このまま出てこなかったら、作らないとパソコンが辛くなりそうです。

多少の熱など気にもせずに暮らしていましたが・・
今は、少し高めだけでも、これ以上になったら大変、と用心しますね。
朝、味噌汁の香と味が解るとほっとします。

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ふきのとうさん、見つかりません (KUMI)
2020-12-08 15:15:31
でも、ふきのとうさんが以前にも、思わぬところから・・と言われていたのでそれを期待します。探すといっても狭いので、もう限度。今、なくても暮らせますので。
有馬さん、本当にお元気でしたね。二足の草鞋を履きながら、どちらも超一流、というのはなかなか出来ませんから凄い方でした。それにしても、俳句人の殆どは長生きで認知症知らず・・長生きは私は無理そうですが、認知症にはならないよう、俳句を続けましょう。
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