天気 晴
部屋から見た、日の出の頃の北から東の空。東の空を撮るためにはベランダへ出なくては・・屋根が水霜で白くなっているような寒さに、外へ出てまで撮る元気はない。どうせ、街のビルの影しか写らないし。
朝食を食べ始めたら、いつも殆ど自分からは話をしない隣の席のYさんが、ぼそりと「知っています? 今日は十二月八日ですね」と言った。
「戦争が始まった日よね」と続ける。
認知症が少しずつ進んでいて、アルツハイマーとは違い静かに色々と弱っていくタイプの人。あら、日にちの感覚はしっかりしてる・・と少しびっくりした。
「知ってるわよ」と彼女の前の席(私の斜め前)のOさん。
「ここに居る人はみんな解っている筈よ」と私。今日という日にちを認知していれば、という前提があるけれど。彼女はもっとそのことを話したかったのかもしれないが、私は朝から戦争の話はイヤ。それに彼女は私より5歳以上年上なので知っていることの中身が違う。軽度の認知症は、昔の話になると正常に戻るから困る。
介護士は皆知らないだろう。知らない人に話した方が世のため人のため、です。
日本では8日の未明、でもアメリカでは、7日になるらしい。その攻撃を無謀とかなんとか言っても仕方ない。とにかく戦争は止めましょうよ。ウクライナが、ロシア本土の施設を空中から攻撃した、という昨夜のニュースにぞっとした。又もや、核兵器の影が地球を過ぎる。
昨日は月一回の免疫療法の治療日、午前中に出かけて、13時までに検査を済ませ、あとは主治医の診察と点滴。病院へ行くと、検査の結果とは別にして自分の体調が解る。先月と同じことをしている訳だから、先月はここまで歩いてもこんなに息切れはしなかった、とか、もっと素早く歩けた、とか・・
自己免疫力を活性化させて悪い細胞を退治させる(乱暴に言えば、の話)治療、ということなので、毎回どうも副作用が違っていくようだ。先月は点滴後3週目になってお腹を直撃された。今回は、前にもあったパターンで今日はもう頭痛がする。熱は、微熱程度で済みそうだ。明日も循環器科の検査があるので発熱は困る。病院の玄関で入れてもらえなくなる。熱があったら、発熱外来へ回されてPCR検査だか抗原検査だかをして、余計な時間がかかってしまうのだ。
そのため、カロナールを処方してくれるのだが・・いつもの薬局にはカロナールと、それに代わるものが品切れ。世間の噂通りだった。ホームの訪問医が使う調剤薬局へ依頼してみたが、まだ結論は返ってこない。帯状疱疹のとき処方されたカロナールがまだ残っているので明日までは何とかなるけれど・・痛み止めが不足、って怖い話だ。入院中、イレウスの治療は痛みとの闘いでもあるから痛み止めを点滴にして、随分使ったようだ。そんな患者は「痛いのなんか我慢せい!」になるのだろうか?根性のない私は我慢出来なくなるだろう。
昨日のテレビニュースでは、高血圧の薬も不足し始めているとか。医療だけは充実している国の筈が、どうなっちゃったの?
服を着た洋犬がゆく開戦日 KUMI
はっはっは、それは残念ですね。
>あら、日にちの感覚はしっかりしてる・・と少しびっくりした。
なるほど、印象深い日のことは思い出せるんですね。
そうそう、高齢者の免許更新認知テストの最初は「今日は何月何日何曜日ですか?」でした。
>軽度の認知症は、昔の話になると正常に戻るから困る。
それありますね!
1908年生まれの母は実に昔話を克明に覚えていてよく話していました。
>又もや、核兵器の影が地球を過ぎる。
プーチン氏は「アメリカの核兵器がヨーロッパに大量にあると」批判したそうですね。
また、これも「核を使うぞ!」という脅しでしょうか?
私は、「ウクライナが、ロシア本土の施設を空中から攻撃した、という昨夜のニュース」にも穿った見方をしています。
ロシアはウクライナの国内を滅茶苦茶に爆撃していて、今まで、逆の攻撃はなかったのだからウクライナがロシアの空軍基地を攻撃しても不思議でもなんでもないし、もっとひねた見方をすれば、クリミア大橋が爆破されたのも自作自演の疑いがあるようですが、空軍基地の爆破だってウクライナかな?なんて思ってしまうのです。
ウクライナ大橋の爆破の直後に100発ほどのミサイルをロシアは打ち込みましたが、そんな攻撃が事前準備なしに出来るはずはないというのが複数の軍事評論家の見方でした。
>・・・ということなので、毎回どうも副作用が違っていくようだ。
そうですか。
>熱があったら、発熱外来へ回されてPCR検査だか抗原検査だかをして、余計な時間がかかってしまうのだ。
それは難儀ですね。
>テレビニュースでは、高血圧の薬も不足し始めているとか。
それだけをお聞きしても現在が医療崩壊状態していると思ってしまいますね。
実は先日「転倒には気を付けよう」を書かれた記事を読んだ翌日に、福岡の姉からの電話で、船橋の義兄(92歳)が転倒して姉(86歳)がその下敷きになって大腿骨を骨折して入院という連絡をオロオロ声の義兄から連絡があったそうです。
すぐ近くに62歳の長男が居ますが、今長男は仕事をしながら、夜は父に寄り添って寝ているそうでパニック状態になっています。
福岡の独り暮らしの姉(84歳)にも「留守の息子の2階の部屋掃除なんて止めておきなさい」ときつく伝えたところでした。
どうも有難うございました。
立ち上がるのに大変で、薬剤師さんが2人がかり。
椅子をよく見ないで、自分の手元を見ていたせいでしょう。
行動するときは、集中力を切らせてはいけませんね。
お姉さま、寝たきりにならなければ良いのですが。
サービス受けるのに介護保険を目いっぱい使われることですね。
高い保険料を払っているのですから。
戦争の話がこの世からなくなって欲しい・・つくづくおもいます。
自分の体験を話したいのは、認知症気味の人が多いのですよ。
なぜなら、今の話が自分の中に構築されていませんから。
ウクライナ侵攻って??なのです。
私はもう消える人間ですが、日本も軍事費を増やす時代になってしまいましたね。